次世代型極超音速推進システム開発における積層造形技術に焦点を当てた契約の締結
フロリダ州ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界初の全デジタル航空宇宙部品メーカーであるシンタビアは、積層造形の極超音速推進コンポーネントの開発のため米国防総省と契約を締結したことを発表しました。この契約は、「空気呼吸式極超音速機の積層造形技術の成熟度向上(以下「GAMMA-H」)」プロジェクトの一環で、国家安全保障技術加速組織(NSTXL)の管理するS²MARTS OTAを通して契約されたもので、シンタビアは極超音速飛行に必要な極めて重要な精密部品の設計と製造に求められる確かな品質と運用プロセスの開発と証明を行う目的でその一部を受注しました。特に極超音速推進コンポーネントに関わるこうしたプロセスを検証することで、GAMMA-Hの下、シンタビアの取り組みは極超音速産業の基盤の成長に貢献することが期待されます。同契約は2025年まで続く予定となっています。
シンタビアの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるブライアン・R・ネフは、「GAMMA-Hにおける契約の締結は、極超音速に関わる製造業全体で使用可能な標準的積層造形プロセスの開発と形式化において重要な一歩を示すものです」と述べて、「我々はこの取り組みにおける業界リーダーとして、GAMMA-Hプロジェクトと共同でこうしたプロセスの開発と検証を成功させるという独自の立場にあります。この極めて重要な国家安全保障の緊急課題に関して信頼を置いてくれたGAMMA-Hチームに感謝しています」と話しています。
2023年10月に発表された、1億670万ドルの予算を投じたGAMMA-Hプロジェクトは、国防長官室の製造技術部門と海軍海上戦闘センター・クレーン局との共同事業です。シンタビアは、直接的なGAMMA-Hの契約締結に加えて、GAMMA-Hプロジェクトの資金提供を受けている、その他複数の取り組みもサポートしています。
シンタビアについて
シンタビアは、世界初の全デジタル航空宇宙および防衛部品メーカーです。ジェネレーティブ・デザインを使用し、大手システム・インテグレーターやプラットフォームのOEMに対して、新世代の複雑な機械部品のシミュレーション、積層造形、後処理、検査、認証を世界規模で行っています。積層造形事業者グリーン協会の設立会員であるシンタビアは、業界最高水準の品質基準の追求に傾倒しており、Nadcap認証など複数の航空宇宙認証を取得しているほか、多数の顧客サプライヤーから高い評価を受けています。詳細情報については、http://www.sintavia.comをご覧ください。
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記事名:「シンタビア、米国防総省と極超音速にまつわる開発契約を締結」