同サービスは一般提供中で、複数のデータベースを環境横断的に自動でプロビジョニング・管理、すべてをシンプルで直感的なユーザーインターフェース内で操作できるように
ノースカロライナ州、ローリー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --エンタープライズ向けオープンソースデータベースソリューションを提供する世界的リーダー企業のPerconaは、革新的な新しいデータベース・プラットフォーム「Percona Everest」を一般公開したことを発表しました。Percona Everestは、オープンソースのクラウドネイティブ・データベース・プラットフォームであり、データベース・アズ・ア・サービス(DBaaS)が提供するものと同等な主要機能や利便性を提供すると同時に、ベンダーロックインやそれに伴う課題の負担を回避できるよう設計されています。
Percona Everestは、開発者、QAエンジニア、DevOpsエンジニア、データベース管理者が、MySQL、PostgreSQL、MongoDBをKubernetes上でセルフサービスでデプロイ・管理できるよう設計されており、あらゆる人々の作業を支援します。さらに、データベース管理を簡素化し、複数のクラウドや環境にわたる標準化されたデータベース管理を実現します。また、Percona Everestは、信頼性が高く、スケーラブルで、安全なクラウドネイティブ・データベース・インフラストラクチャを提供することで、企業のビジネス運営の促進をサポートします。
Perconaの最高経営責任者(CEO)であるアン・シュレマーは、次のように述べました。「Percona Everestは、Kubernetes上でのクラウドネイティブ・データベース管理におけるパラダイムシフトを象徴しています。公共のDBaaS市場での数年間の大きな成長を経て、組織は、ロックインを積極的に促し、柔軟性を制限する上に、コスト増加の原因となる公共DBaaSソリューションに反発しています。これらの問題に対抗するべくPercona Everestを開発し、顧客に主要な公共DBaaSの利便性を提供しつつ、制約を排除しました。」
組織がクラウドでより多くの製品やサービスを構築しようとする中、多くの企業が人気のある一般的な公共DBaaSソリューションに関連する、多数の隠れたコストを発見し始めています。他の種類の独自の「アズ・ア・サービス」ソリューションと比較しても、公共DBaaSソリューションは特にベンダーロックインが進行しやすく、顧客がデータアクセス、データベース設定、クラウドコストの管理を維持することが非常に困難になることがあります。
Percona Everestは、これらの問題を解決するために設計されました。従来のDBaaSソリューションとは異なり、Percona Everestはホスティングされたインフラストラクチャとして機能することはありません。その代わりに、組織が自らの管理下にあるインフラストラクチャを使用して、選択したクラウドやオンプレミス、またはその両方で、高性能なオープンソースのデータベース・クラスターをKubernetes上にてセルフサービスでプロビジョニングおよび管理できるようにします。その結果として、Percona Everestのユーザーは、データアクセス、データベース構成、クラウドでのデータベース運用に伴うコストなど、ミッションクリティカルな問題を自分たちで管理することが可能となります。Percona Everestは、プラットフォーム・エンジニアリングの利点をデータベースのプロビジョニングや管理に拡張しています。
マルチデータベースやマルチクラスターに対応した包括的な機能と専門家によるサポートの組み合わせ
Percona Everestは、異なる環境で複数のデータベースの自動的なプロビジョニングや管理を行う機能を、単一の直感的なマルチクラウド対応なユーザーインターフェース内で提供します。自動化を活用することで、ユーザーはMySQL、MongoDB、PostgreSQLのエンタープライズに必要なデータベース・インスタンスを数分で作成することができます。また、利用可能なリソースに最適なパラメータと設定によって事前構成されたデータベースの作成が可能です。主な機能は以下のとおりです。
- マルチデータベースサポート:MySQL、MongoDB、PostgreSQLなどのさまざまなデータベース技術を統合プラットフォーム内で管理します。
- Kubernetesベースのデプロイメント:開発環境とデータベースの両方をKubernetes上で実行し、データベース管理とプロビジョニングを自動化することで、アプリケーション開発を簡素化・加速させます。
- マルチクラウドおよびオンプレミス・デプロイメント:複数のクラウドや、OpenShiftなどのオンプレミスのインフラストラクチャにデータベースをデプロイし、冗長性、高可用性、データ主権を確保します。
- プライベートおよびカスタム・デプロイメント:プライベート・デプロイメントにより、データベース環境のプライバシーとセキュリティを維持し、データベース設定のあらゆる側面をカスタマイズ可能にします。
- 直感的なユーザーインターフェース:中央のインターフェースよりストレージロケーション、モニタリング・エンドポイント、ストレージクラス、その他のデフォルト設定を追加・管理できる機能で、管理業務を簡素化します。
- 包括的なモニタリング:統合されたPercona Monitoring and Management(PMM)ツールを使用して、パフォーマンス・メトリクスやクエリ分析などのインサイトを得ることができます。
- シングルサインオン(SSO)統合:ユーザー認証を一元化し、アクセスを簡素化するとともに、データベース・デプロイメント全体のセキュリティを強化します。
- 災害復旧:高可用性と災害復旧をサポートするツールを活用して、ビジネスの継続性を維持します。
Perconaは、Percona Everestユーザーおよびそのすべてのデータベース・デプロイメントに対して、エンタープライズ向けのサポートを提供しています。当社の柔軟性と選択の精神に基づき、Percona Everestユーザーは、クラウドネイティブ・データベース・プラットフォームの独自での管理またはPerconaのデータベース・パフォーマンス専門チームのサポートを受ける管理から選択することができます。当社のチームは、Kubernetesベースのデプロイメントへの移行を行うすべての組織を常にサポートする準備が整っています。
早期導入者はPercona Everestで構築しメリットを獲得
今年初め、Perconaは、選抜した顧客グループに対してEverestを導入しました。導入は着実に増加しており、ユーザーはプラットフォームの利点を称賛しています。
Lyridの最高経営責任者(CEO)兼共同創設者であるハンドヨ・スタント氏は次のように述べています。「顧客向けにDBaaSサービスを設計する際、企業がKubernetesやクラウドネイティブ・サービスの利点を享受しつつ、運用に伴うコストや複雑さを避けたいと考えていることを理解していました。Percona Everestを活用することで、他のクラウドプロバイダーによるロックインや高額な費用を回避しつつ、完全管理型で柔軟なデータベースサービスを顧客に提供できるようになりました。」
サマリタンズ・パースのギフォード・ホルムクイスト氏は、「コスト削減やベンダーロックイン回避を目的に、自社でデータ管理を行うため、パブリッククラウドからPercona Everestへの移行を決断しました。これらの目標は全て達成され、移行に非常に満足しています。まさに大成功でした」と述べています。
Percona Everestの詳細については、Perconaウェブサイトのドキュメントセクションをご覧ください。
Perconaについて
Perconaは、オープンソース・データベースのソフトウエア、サポート、サービスを提供する世界クラスの企業です。当社は、データベースとそれに依存するアプリケーションのセキュリティ、コンプライアンス、パフォーマンス、高可用性を確保するための支援に特化しています。データベースの専門知識とエンタープライズグレードのオープンソース・ソフトウエアという独自の組み合わせにより、Perconaは、組織が選択する自由、創造する自由、そして成長スピードに合わせて革新する自由を提供します。詳細については、www.percona.comをご覧ください。
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記事名:「Percona、クラウドネイティブなデータベース管理を「Percona Everest」で再定義:世界初のオープンソースDBaaS代替ソリューションを提供」