米国国際開発金融公社がローン申請に関する関心表明書を提供

ソシエテ・ジェネラルを主任財務アドバイザーに任命

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ライフゾーン・メタルズ・リミテッド(NYSE:LZM)の最高経営責任者であるクリス・ショーウォルターは、BHPとのパートナーシップの下、タンザニアのカバンガ・ニッケル・プロジェクトに向けた資金調達プロセスが正式に開始されたことを発表しました。同時に、ライフゾーンは、プロジェクトの資金調達パッケージの一環として融資を検討する意向を示している米国国際開発金融公社(DFC)から関心表明書を受領しています。



タンザニアのアンソニー・マブンデ鉱物大臣は、このニュースへの喜びを示しており、次のように述べています。「カバンガ・ニッケル・プロジェクトは、タンザニアとその国民の利益のために持続可能な開発と経済成長を促進するためにタンザニア政府が全力を挙げているということを示す模範的な例です。私たちは、DFCがカバンガ・プロジェクトの資金調達への関心表明書に署名したという発表をとても嬉しく思っています。ハリス副大統領による2023年のタンザニア訪問に続き、DFCの今回の動きは、タンザニアと米国が持続可能な開発という共通のビジョンに基づき、強力な経済パートナーシップを引き続き発展させていることを示しており、共通目標を追求する両国の関係をさらに発展させていくことを楽しみにしています。このプロジェクトは、地域および国内の経済を活性化するだけでなく、世界のニッケル市場における主要な国際的プレーヤーとしてタンザニアを位置づけ、世界的なエネルギー転換にも大きく貢献することになるでしょう。」

ショーウォルターは、次のようにコメントしています。「ソシエテ・ジェネラルとの資金調達プロセスの開始は、カバンガへの必要資金の確保に必要な次なるステップであり、このプロジェクトがグローバルパートナーにとって戦略的に重要であることを示す、もう一つの指標となっています。DFCがカバンガのサポートに関心を示していることは、米国政府はアフリカの持続可能な鉱物開発が世界的なエネルギー転換において果たす重要な役割を明確に認識していることを意味します。今回の発表は、このビジョンを強化するとともに、米国とタンザニアの強固な関係を改めて強調するものです。」

DFCの最高経営責任者(CEO)であるスコット・ネイサン氏は、次のように述べました。「DFCは、持続可能な開発と経済成長を推進するプロジェクトを通じて、世界的なエネルギー転換を前進させるための支援を行っています。カバンガ・ニッケル・プロジェクトは、タンザニアでの責任ある鉱物開発を推進する大きな機会を提供し、重要な供給チェーンを多様化させ、地域の経済的回復力を強化していきます。」

DFCへのローン申請により、包括的な審査プロセスが開始することになります。これは、DFCが、カバンガへの将来の投資に対する政治的リスク保険適用を検討するという、2024年8月27日のライフゾーンの発表に続くものです。

カバンガは、世界で最大級かつ最高品位の未開発ニッケル硫化物鉱床の一つです。このプロジェクトは、ライフゾーンのハイドロメット技術を利用することで、従来の製錬法と比較して排出量を大幅に削減できることが期待されています。

カバンガは、グローバル・インフラ投資(PGI)パートナーシップの支援を受けています。このパートナーシップは、価値に基づき、高い影響力と透明性を持つインフラパートナーシップで、低・中所得国の巨大なインフラ需要に対応し、米国およびその同盟国の経済的・国家的安全保障に対する利益を支援するために設立されました。またカバンガは、世界中の責任ある重要鉱物サプライチェーンに対する公共・民間投資の促進に向け14か国とEUが協働している、鉱物安全保障パートナーシップ内のプロジェクトとしても認識されています。

DFCは、米国の開発金融機関です。民間セクターと提携し、エネルギー、インフラ、医療、農業、金融サービスなどの分野で、今日の発展途上国が直面する最も重要な課題への金融ソリューションを提供しています。DFCの投資は高い基準を遵守しており、環境、人権、労働者の権利を尊重しています。

ソシエテ・ジェネラルが、カバンガ・ニッケル・リミテッドの主要財務アドバイザーに任命

ソシエテ・ジェネラルは、カバンガ・ニッケル・リミテッドの主要財務アドバイザーに任命されました。カバンガ・ニッケル・リミテッドはライフゾーンの子会社であり、ライフゾーンによって運営され、BHPが17%の株式を保有しています。

ソシエテ・ジェネラルのバッテリー・鉱業・産業部門グローバル責任者であるレナイグ・トゥレノー氏は、次のようにコメントしました。「ソシエテ・ジェネラルは、専用のソリューションを通じてエネルギー転換を支援し、持続可能な金融に貢献することを約束しています。タンザニアの発展を促進し、大量の低炭素な重要鉱物をエネルギー転換に供給することを目指すカバンガ・ニッケル・プロジェクトにライフゾーン・メタルズやBHPと共同で取り組めることを、大変嬉しく思っています。」

ソシエテ・ジェネラルは、世界的な大規模鉱業プロジェクトの債務調達において、世界トップクラスの専門知識を提供しています。BHPとの協力のもと、ライフゾーンとソシエテ・ジェネラルは、複数の資金源からのプロジェクト・レベルの債務と株式を組み合わせることで、カバンガの資本構造を最適化することを目指します。

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ライフゾーン・メタルズについて

ライフゾーン・メタルズ(NYSE:LZM)は、金属の生産とリサイクルをよりクリーンに、より責任のある方法で行うことを使命としています。当社のハイドロメット技術を土台としたスケーラブルなプラットフォームを使用することで、従来の製錬に比べ、低エネルギー、低排出ガス、低コストの金属生産の実現を可能にしています。

当社がタンザニアで展開するカバンガ・ニッケル・プロジェクトは、世界最大規模かつ最高品位の未開発ニッケル硫化鉱床の1つと考えられています。当社のハイドロメット技術との組み合わせにより、世界のバッテリー金属市場向けにロンドン金属取引所(LME)の基準に見合うニッケル、銅、コバルトの新たな供給源の確保をすることで、タンザニアが国内で最大限の価値創造を達成し、クラス1に分類されるニッケルの次なる主要供給元となるよう支援を行っています。当プロジェクトのフィージビリティ・スタディーは、2024年第3・四半期に完了する予定です。

米国を拠点とするプラチナ、パラジウム、ロジウムのリサイクル・パートナーシップを通じて、当社のハイドロメット技術が、責任を持って調達された使用済み自動車触媒コンバーターから、従来の製錬・精製方法よりもクリーンで効率的な方法でPGMを処理・回収できることを実証する取り組みを進めています。

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