安全かつ簡素化されたアプリケーション管理の新しい機能でビジネスを強化
サンノゼ、カリフォルニア州--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --インテリジェント・データ・インフラストラクチャー企業のネットアップ(NetApp®、NASDAQ: NTAP)は、オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするレッドハットとの連携拡大を発表しました。仮想環境におけるエンタープライズ・アプリケーションの開発と管理を合理化および高速化する新たなソリューションを提供する狙いがあります。今回の連携でネットアップのインテリジェント・データ・インフラストラクチャーとレッドハットのOpenShiftを統合することで、オンプレミスおよびハイブリッド・マルチクラウド環境において、仮想環境をよりシームレスに管理できる柔軟性を顧客に提供することができます。
現在の企業は、迅速なイノベーションを実現し、既存の業務を簡素化したり、顧客に優れた成果をもたらす新しい差別化されたエンタープライズ・アプリケーションを開発することがますます求められています。 レッドハットのOpenShiftは、Kubernetesを搭載した業界有数のハイブリッド・クラウド向けのアプリケーション・プラットフォームで、フォーチュン・グローバル500のトップ25社のうち半数以上の企業などから信頼されており、アプリケーション・ライフサイクルの合理化とAIのイノベーションを推進します。 ネットアップはレッドハットとの連携を拡大することで、インテリジェントなデータ・インフラストラクチャを強化し、Kubernetesでコンテナ化されたワークロードや仮想化アプリケーションの開発、管理、セキュリティ保護、保護を行う顧客のレッドハットのOpenShift環境のコスト削減と柔軟性の向上を実現します。
ネットアップのシニア・バイスプレジデント(SVP)兼最高技術責任者(CTO)であるヨンシー・ステファンソンは、「現代のテクノロジー環境は常に変化しており、企業は柔軟性と俊敏性を備えることで適応力を得て、勝利へ導く戦略を打ち立てることが必要です。最新のエンタープライズ・アプリケーションの開発、展開、管理には、高性能かつ安全で永続的なフラッシュ・ストレージと高度なデータ管理機能が必要です。ネットアップのインテリジェント・データ・インフラストラクチャーとレッドハットのOpenShiftを組み合わせることで、顧客は仮想環境の導入と管理をよりシンプルかつ迅速に行えるようになります。さらにレッドハットのOpenShift AIで管理する重要なデータに対して、パフォーマンス、モビリティ、セキュリティの提供が実現可能になります」と、述べました。
レッドハットとの連携拡大をサポートするため、ネットアップは、特にレッドハットのOpenShiftを活用する顧客が仮想環境を導入および管理する方法にさらに柔軟性を持たせる次のような新しい機能を発表しました。
- Trident:Tridentのコンテナ・ストレージ・インターフェイス(CSI)統合により、レッドハットのOpenShiftおよびOpenShift Virtualizationを実行しているレッドハットの顧客は、NetApp ONTAP®の高度なレプリケーションおよび災害復旧ソフトウェアに直接かつ簡素化されたアクセスが可能になります。これにより、レッドハットのOpenShiftの運用チームやDevOpsチームは、使い慣れた既存の管理インターフェイスを使用し、ONTAPの機能を既存のワークフローに組み込むことができます。また、仮想マシンやコンテナが作成、変更、削除される場合でも永続性を維持する高性能なオールフラッシュ・ストレージを活用することもできます。ネットアップは、統合された保護、移行、および災害復旧機能を含むTridentの新バージョンを追加費用なしで提供しています。 さらに、Google Cloud NetApp Volumesのサポートも拡張しています。
- シスコ検証済みデザイン、レッドハット向けFlexPod ネットアップは、シスコのFlexPod統合インフラストラクチャー・ソリューションにおけるレッドハットのOpenShift VirtualizationとOpenShift AIの展開について、新しい検証済みデザインをリリースしました。これにより、仮想化とコンテナ管理、ネットワーク、サーバー、ストレージの機能を活用することで、レッドハットの仮想化された最新のAIワークロードが単一のサポートおよびデリバリー・ポイントを通じてスムーズに実行できるという、より大きな信頼を顧客に提供します。
- Google Cloud NetApp Volumesを搭載したレッドハットのOpenShift Dedicated:NetApp Volumesと新たに統合することでGoogle Cloud上でファーストパーティのストレージサービスを使用してコンテナ化されたワークロードを実行するオプションが顧客に提供され、NetApp ONTAPを基盤とする永続的なエンタープライズ・ストレージを活用する柔軟性が向上します。レッドハットのOpenShift Dedicatedを利用すれば企業は完全に管理されたアプリケーション・プラットフォームを入手でき、専門家のサポートを受けながら、クラスタが期待通りに動作してくれます。これにより、顧客はレッドハットのOpenShiftのワークロードをGoogle Cloudに移行し、NetApp ONTAPのインテリジェントなデータ・インフラストラクチャーの機能を活用できるようになります。
レッドハットのシニア・バイスプレジデント兼パートナー・エコシステム・サクセス担当のステファニー・キラースは、「私たちは、オープンソースソフトウェアが、企業がIT環境を運用する上で最新の機能や性能にアクセスする手助けとなることを確信しています」と述べ、「オープンソースの哲学の根幹にあるのは連携です。その精神に基づき、ネットアップと連携を拡大することで、仮想環境におけるイノベーションを推進するのに必要な柔軟性を顧客に提供していきます。ネットアップのインテリジェント・データ・インフラストラクチャーは、仮想化を展開かつKubernetesのコンテナで稼働しているアプリケーションをさらに近代化し、保護するための堅牢な基盤をレッドハットのOpenShiftの顧客に提供します」と述べました。
今回の新しい統合について詳しく知り、ネットアップがレッドハットのOpenShiftの導入をどのように強化できるかを知るには、2024年11月12日から15日までユタ州ソルトレイクシティで開催されるKubeConのネットアップのブース(#R45)にお越しください。
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ネットアップについて
ネットアップは、統合データ・ストレージ、統合データ・サービス、CloudOpsソリューションを組み合わせたインテリジェント・データ・インフラストラクチャー企業であり、ディスラプションの世界をすべての顧客にとってのチャンスに変えます。ネットアップは、サイロのないインフラストラクチャーを構築し、可観測性とAIを活用して、業界最高のデータ管理を実現します。世界最大のクラウドにネイティブに組み込まれた唯一のエンタープライズ・グレードのストレージ・サービスとして、当社のデータ・ストレージはシームレスな柔軟性を提供します。また、当社のデータ・サービスは優れたサイバー・レジリエンス、ガバナンス、およびアプリケーションの俊敏性によってデータの優位性を生み出します。当社のCloudOpsソリューションは、可観測性とAIを通じてパフォーマンスと効率の継続的な最適化を提供します。データの種類、ワークロード、環境を問わず、ネットアップによりお客様のデータ・インフラストラクチャーを変革でき、ビジネスの可能性を実現できます。詳細については、www.netapp.com をご覧いただくか、X、LinkedIn、Facebook、および Instagram で当社をフォローしてください。
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記事名:「ネットアップ、レッドハットと連携し、仮想環境の柔軟性向上へ」