CMEのFedWatchツールによると、17日時点で3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%となる確率は59%程度。5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以上となる確率は75%程度。米国市場で金融不安増大を警戒した買いが強まり、一時3.378%近辺まで低下し、取引終了時点にかけて3.429%近辺で推移した。
イールドカーブはスティープニング。2年-10年は-39.90bp近辺、2-30年は-20.60bp近辺で引けた。2年債利回りは3.84%(前日比:-32bp)、10年債利回りは3.43%(前日比-15bp)、30年債利回りは、3.62%(前日比:-8bp)で取引を終えた。
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情報提供元:FISCO
記事名:「NY債券:米長期債相場は大幅反発、銀行システムの流動性不足の懸念残る」