CMEのFedWatchツールによると、26日時点で6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50%となる確率は71%程度。7月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50%以上となる確率は82%程度。政策金利据え置きの確率は18%程度。10年債利回りは一時3.773%近辺まで低下した後、インフレ関連指標が予想を上回ったことを受けて3.857%近辺まで上昇したが、まもなく反落。取引終了時点にかけて3.798%近辺で推移した。
イールドカーブはフラットニング。2年-10年は-75.80bp近辺、2-30年は-59.80bp近辺で引けた。2年債利回りは4.56%(前日比:+3bp)、10年債利回りは3.80%(前日比-2bp)、30年債利回りは、3.96%(前日比:-4bp)で取引を終えた。
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情報提供元:FISCO
記事名:「NY債券:米長期債相場は反発、6月利上げ確率は上昇」