今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。日経225先物は昨日390円下落するなど、このところやや上値が重くなっており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが意識されつつあった。こうした中、今日は取引開始後に日経225先物が上値は重いものの下値の堅い展開となっていることから、市場では警戒感が後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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情報提供元:FISCO
記事名:「日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が後退」