*06:35JST NY為替:FRB高官は引き続き利下げに慎重、ドル売り後退 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円60銭へ弱含んだのち155円53銭まで上昇し、155円41銭で引けた。4月輸入物価指数が予想外に伸びが拡大したほか住宅着工件数も増加、失業保険申請件数も減少さらに、米クリーブランド連銀のメスター総裁がより長期にわたり高金利を維持する方針を支持、インフレ動向次第では追加引き締めも除外しない考えを示し長期金利上昇に伴いドル買いが再開した。

ユーロ・ドルは1.0854ドルまで下落後、1.0875ドルまで反発し1.0867ドルで引けた。ラトビア中銀のカザークス総裁が経済が見通し通り展開した場合、6月に利下げ開始する可能性を示唆したためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、168円10銭から168円90銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2643ドルまで下落後、1.2680ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9024フランから0.9063フランまで上昇した。

<MK>

情報提供元:FISCO
記事名:「NY為替:FRB高官は引き続き利下げに慎重、ドル売り後退