最新の雇用統計を受けた早期の利下げ観測後退で長期金利上昇に連れドル買いが優勢となった。NY連銀の1年先の期待インフレは低下も5年先の期待インフレが上昇、3年債入札も低調な結果に終わり更なる金利の上昇でドルは続伸した。
ユーロ・ドルは1.0760ドルから1.0733ドルまで下落後、戻し引けた。フランスの政局不透明を嫌気したユーロ売りが上値を抑制した。
ユーロ・円は、168円40銭へ下落後、168円91銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2704ドルから1.2737ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8854フランへ下落後、0.8975フランまで上昇した。
[経済指標]
・特になし
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情報提供元:FISCO
記事名:「6月10日のNY為替概況」