ユーロ・ドルは1.1200ドルから1.1114ドルまで下落し、1.1133ドルで引けた。ドイツの9月消費者物価指数速報値が予想以上に鈍化し、21年2月来で最低となったほか、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が10月会合での追加利下げの可能性を示唆したためユーロ売り圧力となった。ユーロ・円は、159円23銭へ弱含んだのち、160円13銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3416ドルへ上昇後、1.3350ドルまで下落した。ユーロ・ポンド絡みのポンド買いが強まったのち、ドル買いに押された。ドル・スイスは0.8426フランから0.8474フランまで上昇した。
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情報提供元:FISCO
記事名:「NY為替:良好な米経済指標やパウエルFRB議長発言を受け大幅利下げ観測後退」