*08:21JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を予想する。前日30日の米国市場のダウ平均は17.15ドル高の42,330.15ドル、ナスダックは69.58pt高の18,189.17ptで取引を終了した。9月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に改善したため買いが優勢となったが、パウエル議長が小幅な利下げペースを示唆したため失望感から一時大きく売りに転じた。ナスダックは長期金利の上昇が嫌気されたが、携帯端末アップルの上昇が下支えとなり、終盤にかけプラス圏に回復し相場を押し上げた。
月末、四半期末の調整に加え景気に楽観的な議長の見解を受けソフトランディング期待を受けた買いに、終盤にかけてダウも上昇し連日過去最高値を更新した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は売り買い交錯を予想する。石破次期政権の政策警戒感が高まりで需給は悪化しており、短期的な売り圧力に警戒が必要と思われる。一方で、75日移動平均線付近では買い意欲も強く、リバウンド機運が高まる局面もありそうだ。今晩米国で、9月の製造業PMIやISM製造業景況指数を控えており、商いが細る可能性にも留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の645ptで終えている。上値のメドは630pt、下値のメドは655ptとする。 <TY>

情報提供元:FISCO
記事名:「東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か