*07:20JST NY債券:強含み、12月利下げを意識した買いが入る 29日の米国長期債相場は強含み。12月に追加利下げが決定される可能性はやや高いことから調整的な買いが入った。原油安も買い材料となったようだ。イールドカーブは若干のフラットニング。

CMEのFedWatchツールによると、29日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は66%程度。2025年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%以上となる確率は83%程度。10年債利回りは4.254%近辺で取引を開始し、じり安で推移し、取引終了時点にかけて4.169%近辺で推移。

イールドカーブは若干のフラットニング。2年-10年は2.10bp近辺、2-30年は21.20bp近辺で引けた。2年債利回りは4.15%(前日比:-7bp)、10年債利回りは4.17%(前日比-8bp)、30年債利回りは、4.36%(前日比:-7bp)で取引を終えた。

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY債券:強含み、12月利下げを意識した買いが入る