CMEのFedWatchツールによると、6日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は85%程度。2025年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%以上となる確率は73%程度。10年債利回りは4.178%近辺で取引を開始し、一時4.195%近辺まで上昇したが、米国市場の前半にかけて4.126%近辺まで反落。その後、4.176%近辺まで反発したが、取引終了時点にかけて4.147%近辺で推移。
イールドカーブはスティープニング気配。2年-10年は5.50bp近辺、2-30年は24.10bp近辺で引けた。2年債利回りは4.09%(前日比:-5bp)、10年債利回りは4.15%(前日比-2bp)、30年債利回りは、4.33%(前日比:-1bp)で取引を終えた。
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情報提供元:FISCO
記事名:「NY債券:米長期債相場はやや強含み、12月利下げの可能性高まる」