ユーロ・ドルは1.0823ドルまで下落後、1.0878ドルまで上昇し、1.0848ドルで引けた。欧州連合(EU)によるウィスキー50%関税賦課を含めた米国製品に対する報復関税発表に対し、トランプ大統領がEU産のワイン、シャンペーンなどのアルコールに200%関税を賦課すると言及したため欧米貿易摩擦深刻化を警戒し、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は161円00銭から160円06銭まで下落。ポンド・ドルは1.2965ドルまで上昇後、1.2921ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8812フランへ下落後、0.8855フランまで上昇した。
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情報提供元:FISCO
記事名:「NY為替:ドル・円は伸び悩み、米関税措置による景気減速を警戒」