射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上高は前年同期比7.7%減の7.41億円、セグメント利益は同6.9%増の0.45億円となった。医療機器用精密金型及び自動車部品用精密金型の売上高が前年同四半期に比べ減少した。
精密成形品その他事業の売上高は前年同期比5.6%増の14.35億円、セグメント利益は同86.3%増の0.93億円となった。主力製品である自動車部品用成形品は東南アジア市場を中心に中期的な受注があり、売上高はインドネシア、タイ及び中国上海の子会社で前年同四半期に比べ増加し、また原価率の低下もあった。
2024年12月期通期については、売上高が前期比3.9%増の85.82億円、営業利益が同9.1%減の3.86億円、経常利益が同10.6%減の3.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%減の2.26億円とする期初計画を据え置いている。
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情報提供元:FISCO
記事名:「不二精機---1Qは経常利益まで2ケタ増益、精密成形品その他事業が2ケタ増益に」