営業職・ITエンジニア職が注目する求人とは?

2023年4月12日
オープンワーク株式会社

 
営業職・ITエンジニア職が注目する求人とは? 550万人が登録するOpenWork、「求人閲覧企業ランキング」を発表 市場規模が拡大するサービス・コンサルティング業界への注目が高まる結果に

就職・転職のための情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社(所在:東京都渋谷区、代表取締役:大澤 陽樹)は、「2022年度下半期 求人閲覧企業ランキング」を発表しました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124794-O1-kIQ9c6Au

OpenWork上で2022年度下半期(2022年10月~2023年3月)に掲載された求人を対象に、どの会社の求人が最も閲覧されていたのかをランキングしました。日本で最も人口が多いといわれる「営業職」と、昨今のDX推進によってさらに需要が増している「ITエンジニア職」で、各職種の経験者が閲覧した求人を掲載企業単位で集計し、それぞれの職種でどのような企業の求人が注目されたのかを探ります。
また、営業職とITエンジニア職それぞれの職種の求人票には、どのような単語が多く使われているのかを「ワードクラウド」で可視化。それぞれの職種に今求められている条件や特徴を考察します。

【サマリー】
・ 営業職・ITエンジニア職ともに、アクセンチュア、アマゾンジャパンがTOP2にランクイン。
・営業職は、Slerやインターネット・ITサービスを扱う企業の求人閲覧が多い結果に。中でも市場規模が拡大し続けるSaaS企業が目立つ結果に。今後のキャリアを考えた上での関心の高さの表れか。
・ ITエンジニア職の求人閲覧企業ランキングでは、コンサルティング企業が6社ランクイン。コンサルティング会社の事業広域化によってITエンジニア職への採用ニーズも高い傾向がうかがえる結果に。

 
 営業職経験者の求人閲覧企業ランキング 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124794-O3-6KCjJa5Y

SaaS型ビジネスを展開する企業が多数ランクイン。培ってきた営業スキルを「顧客の成長」に転用できる点が魅力か
営業職経験のあるユーザーが閲覧した求人企業、1位はアマゾンジャパン、2位はアクセンチュア、3位はセールスフォース・ジャパンという結果となりました。ランキング全体を見渡すと、セールスフォース・ジャパンやラクス、freee、SansanといったSaaS型ビジネスを展開しているIT企業が多くランクインしています。総務省によると、従業員100人以上の企業の約7割が「クラウドサービスを一部でも導入している」と回答(※)しており、年々SaaSビジネスの市場規模が拡大していることが背景にありそうです。SaaS型サービスの営業職は、商品を売ったら終わりではなく、顧客の目標を達成させる「カスタマーサクセス」という概念が重要視されており、求職者には培ってきた営業スキルを通じ、長期に渡って顧客の事業発展に関われる点が魅力のひとつだと言えそうです。
(※)総務省「令和3年 通信利用動向調査レポート」

 
 ITエンジニア職経験者の求人閲覧企業ランキング 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124794-O4-EgwF10Ha

コンサルティング企業が多数ランクイン。エンジニアスキルを通じ、IT/システムコンサルタントへのジョブチェンジに熱視線
ITエンジニア職の経験がある求職者が閲覧した求人企業、1位はアクセンチュア、2位はアマゾンジャパン、3位はアマゾン ウェブ サービスという結果となりました。多数ランクインした業種・業界の傾向としては、SIer、ソフト開発、システム運用が8社と最も多い結果となりましたが、次に多かったのは意外にも6社がランクインしたコンサルティング・シンクタンクいう結果になりました。多くの企業が高待遇・好条件で要件を提示しており企業の採用ニーズが高いIT エンジニア職ですが、当事者からの注目はコンサルティング・シンクタンク業種の企業が高いようです。背景としては、コンサルティング会社がシステムの企画から実装まで事業領域を広げていることがあると考えられます。

企業が「求めるスキル」とは?
求人票には、どのような単語が多く使われているのでしょうか。営業職とITエンジニア職に分けて、それぞれの求人票内の項目「求めるスキル」欄で頻出した単語を「ワードクラウド」で可視化し、各職種で求められる条件や傾向を分析しました。なお、求人内で頻出した単語ほど、ワードクラウド内で文字サイズは大きく出現します。

<営業職>
営業職の求人票には、どのような単語が多く使われているのでしょうか。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124794-O5-xtCbxQo5

「提案」「顧客」「自動車運転免許」といった営業職ならではと言える単語が多く並ぶ中、「マネジメント」や「管理」が大きく出現しており、多くの営業職求人票で登場したことがわかります。労働人口の減少を背景に人材の確保が難しい昨今、営業スキルだけではなく人材育成スキルも求められていることがうかがえます。また、求人閲覧企業ランキングでキーワードとしてあげた「SaaS」や、その商材を表す「無形商材」、SaaSに欠かせない職種の「カスタマーサクセス」などの単語も登場しました。

 

<ITエンジニア職>
続いて、ITエンジニア職の求人票には、どのような単語が多く使われているのか見ていきます。
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「技術」「設計」「運用」といったITエンジニア職ならではと言える単語が多く並ぶ中、「プロジェクト」「コミュニケーション」「マネジメント」のキーワードも大きく出現しました。自分のペースで作業を進められるイメージがありそうなITエンジニア職ですが、プロジェクトを導いた経験やマネジメント経験、その経験に付随するコミュニケーション能力が求められている様子がうかがえます。特に、昨今需要が高いDX推進を任されるITエンジニアは、開発部署を超え様々な立場や価値観を持つ社内外の関係者と業務を進めていくことが想定されることもあり、より高度な対人スキルが求められると言えそうです。また、求人閲覧企業ランキングでキーワードとしてあげた「コンサルティング」も登場しました。

 
対象データ
求人閲覧企業ランキング:
OpenWorkに2022年10月〜2023年3月の期間で掲載された企業の求人票が対象
ワードクラウド:
OpenWorkに2023年3月31日時点での掲載された営業職・ITエンジニア職の求人票内「求めるスキル」項目が対象

■OpenWork リクルーティングについて
OpenWorkリクルーティングはWeb履歴書を登録するだけで簡単に求人に応募ができ、クチコミ評価から企業の検索も可能。応募時や選考中に企業のクチコミを確認することで働くイメージを持ちやすく、ミスマッチを防ぐことができます。
OpenWorkの登録者数のうち20~30代が7割以上であり、幅広い職種のユーザーが登録しています。
2022年12月時点でWeb履歴書登録者数は72万人以上となっています。
https://www.vorkers.com/recruiting
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124794-O7-wMqK4Isv


■OpenWorkについて
OpenWorkは2007年のサービス開始以来、実際に働いた経験に基づく「社員クチコミ」を公開することによって企業の労働環境をよりオープンにし、ジョブマーケットの透明性を高めることに貢献してきました。2016年には総合評価や8つの評価項目から求人情報を探せるリクルーティング機能を実装。2023年3月にはリクルーティングの利用企業数が約2,000社、掲載求人数が約53,000件を突破。求職者は社員クチコミを通じて、求人票からは読み解く事が難しい「リアルな会社の実態」を確認しながら求人検索や転職活動ができるため、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
OpenWork(オープンワーク)は、企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトの中で、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(1,470万件超)が蓄積されており、会員数は約550万人(2023年3月時点)となっています。私たちは、企業の労働環境をよりオープンにしジョブマーケットの透明性を高めることで、健全な雇用環境の発展に貢献するとともに、企業と個人のより良いマッチングをサポートし、一人ひとりが自分らしく生きることを応援したいと考えています。
https://www.vorkers.com/

【オープンワーク株式会社 会社概要】
商号 :オープンワーク株式会社
代表者:代表取締役社長 大澤 陽樹
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階
事業内容:転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」の開発・運用業務を含むワーキングデータプラットフォーム事業
資本金:16億1,033万4千円



情報提供元:PRワイヤー
記事名:「550万人が登録するOpenWork、「求人閲覧企業ランキング」を発表