EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
株式会社日本旅行
株式会社ABAL
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡、以下EYSC)、株式会社日本旅行(東京都中央区、社長:小谷野 悦光、以下日本旅行)、株式会社ABAL(東京都目黒区、代表取締役:尾小山 良哉、以下ABAL)、は、一般社団法人大田観光協会および大田浴場連合会とともに、日本の玄関口である羽田空港と大田区特有の観光資源を生かし、これまで通過地点であった大田区を観光スポットとして再生させる羽田空港を拠点とした観光再始動事業の一環として、大田区銭湯体験ツアー「"SENTO" New Entertainment Experience Tour in Ota, Haneda area」(以下、本銭湯プロジェクト)を第一弾として実施します。*1
日本旅行は、本銭湯プロジェクトの企画および、プロモーションを担当する他、東京工科大学デザイン学部と連携し、学生制作によるプロジェクションマッピングを企画・開発します。EYSCは株式会社JTBコミュニケーションデザインが本事業(観光再始動事業)を実施するにあたり、本事業の全体進捗管理および効果測定を担当し、ABALは本事業のVRコンテンツ・Webアプリの開発を担当します。
<背景>
大田区は、日本の玄関口として国内有数のインバウンドが集まる羽田空港があり、訪日客の日本体験の向上を図る重要な位置にありながら、他の観光地への乗り継ぎの通過地点にとどまっています。*2他方、大田区は、モノづくり企業の集積、羽田空港を有する立地などを生かした大田区でしかできない体験など、観光資源化可能なコンテンツが多数あります。このような通過地点としての大田区を、インバウンドを含む観光客が立ち寄り、そこにある日常の日本文化に強く印象付けられるような観光スポットとして再生させるべく、この度、観光庁が特別な体験コンテンツ・イベントなどの創出を支援する「観光再始動事業」を行うことになりました。 その第一弾として、大田区が都内随一の数を誇る*3銭湯を活用した本銭湯プロジェクトを開始します。
<プロジェクト概要>
本銭湯プロジェクトは、羽田空港に到着または乗り継ぎなどで立ち寄るインバウンドに、銭湯の集積地として有名な大田区の立地特性を生かし、VRなどで銭湯文化・作法を学んだ後、大田区の「改正湯」(東京都大田区西蒲田5-10-5)で日本の風景や文化を銭湯という日本ならではの空間で再現したデジタルアート(プロジェクションマッピング)と、足湯を体験。学習後に、各自で銭湯を訪れる「ライトプラン」と、貸し切り銭湯に案内し、プロジェクションマッピングを掛け合わせた新感覚の銭湯体験をしてもらう「エグゼクティブプラン」の2つのツアーを用意しています。
1.ツアー名 "SENTO" New Entertainment Experience Tour
2.開催日 2023年11月25(土)、11月26(日)、12月16(土)、12月17(日) ※日帰り開催
3.ツアーのポイント
●最新のVRゴーグルを着用し、VR空間上で銭湯文化を視覚的に体感!
●バーチャルコンシェルジュのツアーガイドにより新しい大田区の魅力を発見!
●貸し切りの銭湯で体験する特別なプロジェクションマッピング体験!
*東京工科大学デザイン学部の学生とのコラボ企画。臨場感あるコンテンツを制作しました。
●日本の食文化“寿司”の食事付き!
4. エグゼクティブプランの流れ
【集合】HANEDA INNOVATION CITY®ツアーカウンターで受付
参加者は、羽田空港第3ターミナルから1駅目にある天空橋駅に直結する「HANEDA INNOVATION CITY®」のチェックインカウンターで受付を行い、QRコード付きパスポートを発券します。スマートフォンでQRコードを読み込み、本銭湯プロジェクトのWebアプリにアクセスすると、参加者に個別で付与されたイベントIDにより位置情報とデジタルパンフレットが連動し、これから体験するツアー概要などを知ることができます。
本ツアーでは、銭湯好きの江戸っ子キャラクターがバーチャルコンシェルジュとなり、ツアー全体を通じて、参加者にバーチャルとリアルを融合させた一貫した世界観での観光体験を提供します。
【VR体験】VRにて銭湯文化&入浴マナーを学習
次に、VRヘッドセットを装着、バーチャル銭湯で、歴史や文化を学びながら、バーチャルコンシェルジュから出題されるクイズを通じ、入浴マナーを学ぶアクティビティを体験いただきます。Webアプリと連動して、クイズの結果が表示される他、出題されたクイズ以外で大切な入浴マナーなどを学べます。
【移動】貸し切りバスにて、銭湯「改正湯」へ移動
大田区の銭湯「改正湯」に移動します。その道中もWebアプリから銭湯の紹介などの情報を得ることができます。
【銭湯×エンタメ体験】貸し切りの浴場内にてプロジェクションマッピングのエンタメ体験
改正湯を貸し切りにし、銭湯の浴室空間全体を使ったプロジェクションマッピングが上映されます。
ツアー客には「足湯」の体験などをしながら鑑賞いただきます。
コンテンツは東京工科大学デザイン学部の学生が制作し、自由な発想で解釈した、日本の四季、キャラクター、童話、祭事といった多様な日本文化のモチーフを盛り込むことで、日本の魅力を凝縮して感じてもらうコンテンツとなっています。
【移動】貸し切りバスにて、食事処へ移動
銭湯の後には寿司屋に移動します。
【食事】伝統的な和食「お寿司」を堪能
お寿司を堪能するとともに、Webアプリで寿司の歴史を学ぶこともできます。
5. 参加申し込み
●JAPAN PANORAMIC TOURS
https://www.jptours.co.jp/items/78452041
●KKday
"SENTO" New Entertainment Experience Tour in Ota, Haneda area - KKday
●ACTIVITY JAPAN
https://en.activityjapan.com/publish/plan/51539
大田浴場連合会 会長 山際 勝利 氏のコメント:
「銭湯の始まりは江戸時代にまでさかのぼるといわれています。人々の心をつかんだ銭湯は、瞬く間に広まっていき、日本全国で庶民の暮らしに寄り添ってきました。 そして今、昔から変わらずそこにある銭湯文化と、VRやプロジェクションマッピングといった最新鋭の技術が融合し、全く新しい銭湯体験が生まれようとしています。 日本有数の銭湯軒数を誇る大田区で、このような形で観光客の皆さまをおもてなしできることをとても光栄に思います。 今回のイベントが、日本を訪れる皆さまの旅にとって最高のスタート地点になると同時に、アルバムの表紙を飾るような感動的な体験になることを祈念いたします」
■VR銭湯マナークイズイメージ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311132722-O4-g862oGpk】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311132722-O3-8KwIiHh1】
■ デジタル銭湯イメージ プロジェクションマッピング
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311132722-O6-Wh3i1a4d】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311132722-O5-Ab9GiDH2】
*1 観光庁の観光再事業に採択された株式会社JTBコミュニケーションデザインを事業主体とする、「羽田を拠点としたビジネスマッチング型ツアーと日本文化のエクスカーション型ツアーの開発事業」の1プロジェクト
*2 平成29年度 観光統計・マーケティング調査概要と結果について (city.ota.tokyo.jp)
*3 大田区ホームページ:大田区の銭湯について (city.ota.tokyo.jp)
▼ EYストラテジー・アンド・コンサルティングについて
EYのメンバーファームであるEYストラテジー・アンド・コンサルティングは、全世界に約39 万人の要員を擁するEYのメンバーファームの1つで、経営コンサルティングと戦略的トランザクション支援サービスを展開しています。 詳しくは、ey.com/ja_jp/people/ey-strategy-and-consultingをご覧ください。
▼ 日本旅行について https://houjin.nta.co.jp/
日本旅行は、1905年創業の日本で最も歴史のある旅行会社です。長きに渡り、旅行業で築き上げてきた全国地域とのつながりを深化させ、現在では、地域社会の抱える課題に向き合い、ツーリズムの枠を超えたソリューションを提供し、地域に伴走しながら「地域の社会課題の解決」に取り組んでおります。
▼ABALについて
ABALは、XR技術でバーチャル空間における「コト」の企画・運営・制作を行うバーチャル空間デベロッパーです。ソフトウェアとハードウェアを組み合わせ、バーチャル空間内での自由移動・体験共有を可能にするソリューションを開発・提供しています。
関連プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000053239.html
情報提供元:PRワイヤー
記事名:「大田区デジタル銭湯体験ツアーを始動」