東京理科大学との産学連携「異分野融合研究」を開始 社会課題の解決へ

2023年11月16日
長瀬産業株式会社

学内初・企業と大学を繋ぐ枠組「イノベーションラボ」開設を目指して 東京理科大学との産学連携「異分野融合研究」を開始 社会課題の解決へ

 長瀬産業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:上島 宏之、以下「長瀬産業」)は、東京理科大学(東京都新宿区、学長:石川 正俊)研究推進機構 総合研究院 ナノカーボン研究部門(※1)と、産学連携によるイノベーション創出を掲げ、「異分野融合研究」の契約を締結いたしました。
 本研究は、長瀬産業が同大学の複数の教授や研究者(総勢約23名 ※2)およびその研究に取り組む学生と連携して、材料・デバイス・システムに関する先端技術研究を促進し、様々な社会課題の解決を図る相互交流の枠組「イノベーションラボ」の開設を目指すものです。企業と学部・分野の垣根を超えた枠組を活用した研究は、同大学および当社にとって初めての取り組みで、異なる複数の分野の知見を融合することで社会課題に対する解決策の研究が質的向上するだけでなく、よりスピーディーに推進する事が可能となります。長瀬産業が顧客の課題やニーズを抽出し、「イノベーションラボ」を通じた同大学との共同研究および社会実装を実現してまいります。同大学は、研究設備の提供に留まらず、ニーズに沿った研究開発の追求およびシーズ・技術提供に取り組んでいきます。
 当社はこれまでも同大学との共同研究に取り組んでいましたが、従来の共同研究は特定分野の課題解決を目的とした単発的な連携に留まっており、分野横断的な研究開発への発展が課題となっていました。一方、近年では外部環境の変化や技術の進展に伴いあらゆる社会課題が複雑化しており、単一技術での課題解決が困難となっています。
 異分野融合研究では、異なる専門性をもつ同大学の研究者、技術者、学生と、化学系専門商社として培ってきた知見やネットワークを有する長瀬産業が相互交流できる場「イノベーションラボ」を設け、互いにノウハウを共有することで、専門の分野にとどまることなく様々な技術を掛け合わせたイノベーション創出が期待されます。また、学内での技術者や研究者のネットワークが飛躍的に拡大することで、研究開発の質向上や効率化にもつながります。現在は、AI、センシング技術、エレクトロニクスといった、長瀬産業が事業展開している分野の研究を進めており、将来的には化学品や食品分野などにおける技術開発にも取り組みます。      
 NAGASEグループは、東京理科大学との「異分野融合研究」を通じて新たな価値創出を加速させ
ることで、人々が快適に暮らせる安心・安全で温もりある社会の実現に貢献してまいります。

 

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311162934-O1-1xMhV4vl

■東京理科大学 概要                                                                                
・名称:東京理科大学
・大学所在地:東京都新宿区
・代表者:学長 石川 正俊
・URL:https://www.tus.ac.jp/
※1 ナノカーボン部門:https://www.rs.tus.ac.jp/nanocarbon/
※2 部門メンバー:https://www.rs.tus.ac.jp/nanocarbon/member/
■長瀬産業 概要                                        
・名称:長瀬産業株式会社
・本社所在地:東京都千代田区
・代表者:代表取締役社長 上島 宏之
・事業概要:化学品、合成樹脂、電子材料、化粧品、健康食品等の輸出・輸入及び販売
・URL:https://www.nagase.co.jp/

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情報提供元:PRワイヤー
記事名:「学内初・企業と大学を繋ぐ枠組「イノベーションラボ」開設を目指して