■顧問弁護士 深山卓也について
1982年に東京地裁判事補として任官以来、専ら民事、商事、行政事件を担当する裁判官として各地の裁判所に勤務したのち、任官15年目の1996年に倒産法制の改正作業を担当する参事官として法務省民事局に出向。以後、途中で約2年間裁判所に戻る時期を挟みつつも、法務省において合計17年間にわたり、民商事法分野の様々な法律の制定、改正の作業に従事。法務省での最終ポストである民事局長として、当時最大の懸案であった、法制審議会において議論が紛糾していた民法(債権法)の改正内容の取りまとめに尽力。2015年の通常国会に民法(債権法)の改正法案が提出されたのち、裁判所に戻り、地方裁判所長、高等裁判所長官等を経て、2018年からは最高裁判所判事として様々な法解釈問題を含む事件の解決に従事。
当事務所は、豊富な裁判実務経験や法律の立案事務経験を有する深山卓也を迎えたことで、より一層クライアントの皆様に充実したリーガルサービスを提供してまいります。
【深山卓也の経歴】
1954年 生
1973年 3月 東京都立富士高等学校卒業
1979年 3月 東京大学法学部卒業
1980年 4月 最高裁判所司法研修所入所
1982年 4月 東京地裁判事補
1984年 4月 函館地家裁判事補
1987年 4月 公害等調整委員会事務局審査官補佐
1990年 4月 東京地裁判事補
1992年 4月 福岡高裁那覇支部判事
1994年 4月 東京地裁判事
1996年 9月 法務省民事局参事官
2001年 1月 法務省大臣官房参事官(民事局担当)
2002年 4月 法務省民事局民事法制管理官
2003年 2月 法務省大臣官房審議官(民事局担当)
2007年 1月 法務省大臣官房審議官(総合政策統括担当)
2008年 1月 法務省大臣官房司法法制部長
2010年 7月 東京高裁判事
2011年 1月 東京地裁判事(部総括)
2012年 9月 法務省民事局長
2015年 10月 東京高裁判事(部総括)
2016年 2月 さいたま地裁所長
2017年 3月 東京高裁長官
2018年 1月 最高裁判事
2024年 9月 定年退官
2024年 11月 第一東京弁護士会登録
TMI総合法律事務所顧問弁護士就任
TMI総合法律事務所
TMI総合法律事務所(東京都港区、代表:田中克郎)は、1990年に創立され、国内業務と渉外業務の双方の領域で豊富な経験を積んだ弁護士627名、弁理士100名(2024年11月1⽇時点)が在籍し、スタッフを含めると1,200名を超える日本最大級の法律事務所です。国内6か所、海外17か所に拠点(現地デスクを含む)を構えるグローバルファームとして、国内外で企業・団体・地域に密着したリーガルサービスを提供しています。法律事務所でありながら、自らベンチャーの設立や地方自治体とのデジタル化協定を締結するなど、創立以来、常に新しいチャレンジを続けてきました。今までにない新しい法律事務所や弁護士像・弁理士像を追求し、クライアントの幅広いニーズに対して即時にソリューションを提案できるチャレンジングな総合法律事務所を目指しています。
事務所HP:https://www.tmi.gr.jp/
情報提供元:PRワイヤー
記事名:「TMI総合法律事務所 元最高裁判所判事・深山卓也が入所」