公益財団法人 日本漢字能力検定協会
「今年の漢字」を主催する公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事:山崎信夫/以下、当協会)と青山学院中等部(所在地:東京都渋谷区)は、2024年11月20日に選択授業のなかで連携授業「書写の学びを生かして、『今年の漢字』を書こう」を行いました。
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学校教育で親しまれる「今年の漢字」
当協会が主催する「今年の漢字」は、「今年の世相を表す漢字一字とその理由」を全国から募集し、最も応募数が多かった漢字を12月12日の「漢字の日」に清水寺にて森清範(もりせいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)により発表する行事です。
子どもたちが「今年の漢字」を考える際に、世の中で起きたニュースや出来事、流行を振り返る過程は、社会へ目を向けるきっかけとなります。「今年の漢字」は社会への関心を高めるとともに漢字への理解を深める機会として全国の学校で取り組まれています。
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青山学院中等部の選択授業「美文字」では、例年年末に「今年の漢字」を題材にした授業が行われています。
授業ではまず歴代の「今年の漢字」を振り返り、複数の出来事を一字で表現することができる漢字の魅力に触れました。その後、2024年に世の中で起きた出来事から「今年の漢字」を考え色紙に書く、生徒自身のプライベートな出来事から“私の「今年の漢字」”を考え色紙に書く、などの取り組みが行われました。
生徒からは
「どうやって『今年の漢字』が決まっているか知らなかったので勉強になった」
「いろいろな出来事を連想できる一字を思いつけてよかった」
などの声がありました。
今回の連携授業では、当協会職員による「今年の漢字」の紹介を行い、校内には歴代「今年の漢字」掛け軸や応募箱が設置されました。放課後、応募箱の周辺には生徒たちが集まり、思い思いの漢字一字を応募する様子が見られました。
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選択授業「美文字」担当教諭、国語科・達富悠介先生のコメント
「今年の漢字」は清水寺での揮毫の様子がニュースでも報道され、生徒の認知度も高く、身近な書のひとつだと考えています。選択授業では、年末にその1年間を振り返り、またこれまでの書写の学びを生かして工夫して書く授業を行ってきました。今回は、漢検協会さんと連携して授業を実施することができ、「今年の漢字」の掛け軸や応募箱をお借りすることができました。また、授業を受けている生徒だけではなく、多くの生徒に漢字の魅力に触れてもらう機会を設けることができたと思っています。漢字や文字の文化にこれからの生活でも親しむきっかけになっていれば幸いです。
【URL】 青山学院中等部HP 3年選択〈美文字〉報告
今年で30回目を迎える「今年の漢字」
1995年に始まって以来、漢字の素晴らしさや奥深さを伝えてきた本行事は、2024年で30回目を迎えます。世の中で起きた出来事や流行、社会動向など、“ゆく年”へと思いをはせ“くる年”へと伝えていく本行事を通じて、多くの方々に漢字の奥深さや素晴らしさを発見していただく機会になれば幸いです。
30回目を記念しリニューアルしたWebサイトでは、「今年の漢字」にまつわるさまざまな情報を公開しています。過去の「今年の漢字」をまとめたページでは、1995年から2023年までの歴代の漢字と、その年に起きた象徴的な出来事を振り返ることができます。
【URL】「今年の漢字」Webサイト
「今年の漢字」応募方法
「今年の漢字」Webサイト内の応募フォームから応募。
【URL】 https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/
【応募期間】2024年11月1日(金)~12月9日(月)23:59まで
※ハガキや応募箱からの応募も可能です。それぞれ締め切りが異なるため詳細はWebサイトをご確認ください。
結果発表
【発表日】2024年12月12日(木)
【発表場所】 京都・清水寺(奥の院)
※「今年の漢字」は(公財)日本漢字能力検定協会の登録商標です
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◇プレスリリースに関するお問い合わせ先
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
E-mail : planning@ic.kanken.or.jp TEL :0120-509-315(無料)
情報提供元:PRワイヤー
記事名:「「今年の漢字Ⓡ」30回特別記念 漢検協会と青山学院中等部が連携授業 ~“漢字”がつなぐ子どもと社会~」