この夏は関西のみならず、全国的にも記録的な暑さとなりました。ただ、9月も中旬に入り、ようやく暑さの出口が近づきつつあります。最新の2週間天気です。「アレ」も近づいています。

●今週は厳しい残暑が復活 京都では最も遅い猛暑日の可能性

ここ数日、ひと頃のような猛烈な暑さはいったん落ち着きましたが、今週は厳しい残暑が復活します。関西各地で日中は強い日差しが照りつけ、最高気温は32℃から35℃くらいの日が多くなるでしょう。天気マークでは晴れる日が多い印象ですが、安定して晴れる日は少ない見込みです。毎日のように夏の夕立のような雨や雷雨がありそうですので、天気の変化に注意が必要です。また、18日(月)の敬老の日は、日本海から秋雨前線が南下し、雨予報の範囲が広がる可能性があります。

一方、京都府京都市では、15日(金)の予想最高気温は35℃です。1881年に統計が始まり、これまでで最も遅い猛暑日は2011年に記録した9月14日でしたが、この記録を更新するかもしれません。いずれにしても、今週が残暑の最後の峠となりますので、体調管理に十分お気を付けください。

●長い夏がようやく終わりへ 来週は最高気温が30℃前後に

来週19日(火)以降は、北部では秋雨前線や湿った空気の影響で天気がぐずつくでしょう。中部と南部では、晴れ間の出る日が多い見込みです。ただ、前線の位置によっては予報が変わる可能性もありますので、最新の情報でご確認ください。

気温は、平年より高い日はあるものの、最高気温は大体30℃前後になるでしょう。暑さ寒さも彼岸までと言われますが、まさに彼岸入りの20日(水)頃からは、各地で暑さが落ち着く見込みです。

●猛虎は突き進む 阪神タイガース18年ぶり悲願の「アレ」へ

暑さのゴールが見えてきた一方で、こちらの熱さはまだまだ続きます。2005年以来18年ぶりとなる、阪神タイガースの「アレ」です。きょう11日の時点でマジック'5'、最短だと14日(木)に本拠地の甲子園で胴上げを見られるかもしれません。期間の終わりは次第に雨が降りやすくなるため、それまでに決めてもらいたいところです。

・12日(火)~14日(木) 甲子園
西宮市では、あす12日の午後は天気が崩れる見込みです。観戦にはレインウェアをお持ちください。13日(水)から14日(木)は大体晴れるでしょう。

・15日(金)~16日(土) マツダスタジアム
広島市では、晴れたり曇ったりの天気になる見込みです。天気の大きな崩れは予想されていませんが、にわか雨の可能性があります。

・17日(日)~18日(月) 甲子園
西宮市では、天気が下り坂で、18日(月)は雨が降ったりやんだりする見込みです。

今週はまだ暑さが続きます。観戦時は昼夜を問わず、熱中症対策を心がけましょう。