強い冬型の気圧配置が続き、日本海側では雨や雪が強まっています。東北や北陸では72時間降水量が100ミリから200ミリに達するなど、11月として記録的な大雨になっている所も。2日にかけて断続的に雨が降るため、少しの雨でも災害の危険度が高まる恐れ。土砂災害に警戒を。

●東北や北陸で大雨 11月として記録的な大雨も

強い冬型の気圧配置が続き、日本海側では雨や雪が強まっています。
北海道や東北北部の日本海側や山沿いでは一気に積雪の量が増えた所がありましたが、東北南部の日本海側や北陸では、断続的に雨が降り、きょう午後5時までの72時間降水量は、山形県小国町で214.5ミリ、福島県只見町で137.0ミリとなり、11月として統計開始以来、最も多い雨量となりました。

東北や北陸では他にも降り出しからの降水量が100ミリを超えている所があり、午後6時現在、山形県の置賜や、新潟県、富山県、福井県、石川県の能登に大雨注意報が発表されています。

●2日にかけて日本海側で雨や雪強まる

冬型の気圧配置が、明後日2日にかけて続く見込みです。
このため、東北や北陸では2日頃まで、断続的に雨が降るでしょう。特に日本海で風と風が収束し、雨雲の発達しやすい状況が続くため、北陸周辺で局地的に雨量が増えるおそれがあります。

これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。雨の降り方によっては、大雨警報が発表される可能性があります。

少しの雨でも災害の危険度が高まる恐れがあるため、土砂災害に注意、警戒が必要です。山の斜面や崖の付近には近づかないようにしてください。

●2日にかけて積雪さらに増加する所も 積雪・凍結注意

また、今日30日にかけては、北海道や東北の山沿いを中心に積雪が一気に急増しています。
2日にかけて同じような場所で雪が降り、断続的に雪が強まるため、積雪がさらに増える所もありそうです。

すでに、標高の高い場所では、除雪が必要なくらい雪が一気に積もっています。除雪作業は雪の降り方が落ち着いた際に、必ず2人以上で周囲を確認しながら、安全に行ってください。この先の雪や雨で、路面の状況が悪くなる所もありそうですから、交通への影響などにも注意し、雪の事故に巻き込まれないように十分ご注意ください。