
今日4日(日)は二十四節気の「立春」。暦の上では春がスタートですが、関東では、昨日3日(土)より気温はグッと下がり、正午の気温は東京都心で4.6℃と震える寒さ。明日5日(月)午後~6日(火)午前は、関東の山沿いや内陸を中心に大雪となり、東京23区でも積雪の恐れ。厳しい寒さとなるため、防寒・大雪対策、早めの備えを。
●「立春」とは名ばかり・・・関東は昨日より気温大幅ダウン
関東地方は、午前を中心に冷たい雨や雪が降り、東京都心でも雪がチラつきました。
正午の気温は5℃前後の所が多く、東京都心は4.6℃と、厳しい寒さとなっています。
一方、昨日3日(土)は冷たい雨や雪が降った西日本では、昨日より高く、福岡など10℃を超えています。また、今日4日(日)から「さっぽろ雪まつり」が始まった札幌では、昨日より4℃くらい高く、-0.3℃となっています。
【正午の気温 昨日3日→今日4日】
札幌 -4.6℃→-0.3℃
仙台 4.5℃→ 6.5℃
輪島(石川県) 4.6℃→ 7.6℃
金沢 7.1℃→ 7.0℃
東京都心 10.1℃→ 4.6℃
名古屋 9.0℃→11.8℃
大阪 7.7℃→ 9.4℃
福岡 7.9℃→10.4℃
那覇 24.7℃→23.1℃
●明日5日(月) 西から天気下り坂 関東は午後から雪や雨 厳寒
明日5日(月)は、太平洋沿岸を別の前線や低気圧が東進するため、西から天気は下り坂。関東は午後から雪や雨で、内陸を中心に大雪、平野部でも警報級の大雪の恐れ。東京23区でも積雪の恐れがあります。
東京都心の最高気温は5℃の予想ですが、雪や雨が降り出すとグッと下がる見込みです。
防寒対策、雪対策は万全に行い、早め早めの備えをお願いします。
●普段は雪の少ない所で「大雪」予想 お出かけ前の注意点は?
今回は、関東など、普段、あまり雪の降らない所で大雪が予想されます。そこで、お出かけ前に注意していただきたいことが4つあります。
(1)時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。
(2)滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。
(3)歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻餅をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。
(4)両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。