今日10日(土)の花粉飛散量は、九州から関東で「少ない」見込み。3連休明けは気温が上昇し、14日(水)と15日(木)は東京で「多い」予想。花粉で症状が出る方は、しっかり対策を。

●「少ない」でも油断せず

今日10日(土)の花粉飛散量は、九州から関東で「少ない」となっています。花粉の飛散開始前でも、わずかながらにスギ花粉が飛んでいる状況です。

九州や中国地方は、朝晩を中心に所々で雨が降りますが、花粉が飛びやすい日中の時間帯は、対策が必要でしょう。北陸は、日本海を進む低気圧の影響で、午後を中心に雨や雪の降り方が強まる所がありそうです。変わりやすい天気になるため、空模様の変化にもご注意ください。

「花粉の飛散開始日」とは、1月以降、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した最初の日を、その観測地点の「花粉の飛散開始日」としています。

●来週半ばから飛散量が増える

来週15日(木)にかけては寒さが和らいで、気温は日ごとに上がる傾向です。このため、続々と本格的な花粉シーズンに突入するでしょう。

東京では、14日(水)と15日(木)の花粉飛散量は「多い」予想となっています。暖かい空気の流れ込みのピークに重なるタイミングで、東京都心の最高気温は、14日(水)が18℃、15日(木)は19℃まで上がるでしょう。4月中旬頃の暖かさです。16日(金)は、東京と福岡で「やや多い」となっていて、対策が欠かせません。

晴れて気温が高い日は、花粉が飛びやすい条件の1つです。スギの雄花は気温が上がると花が開きやすく、晴れて気温が高いと上昇気流が発生しやすいため、花粉も舞い上がりやすくなります。

●外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
マスクを使用することで、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。