関東では明日29日午前中は雨や風が強まり、通勤の時間帯にピークを迎えそうです。強風や高波、土砂災害などに注意・警戒してください。週末は晴れて気温が上がり、関東でも続々と桜の開花を迎えそうです。

●29日(金) 雨・風強まる 通勤の時間帯がピークに

関東は、今夜(28日)から雨が降りだし、明日昼ごろにかけて雨が続く見通しです。関東南部ほど活発な雨雲がかかりやすく、局地的に激しい雨が降りそうです。これは、低気圧が明日(29日)、急速に発達しながら日本海を進み、低気圧からからのびる前線が本州を通過するためです。

雨のピークは朝から昼前にかけてと予想され、通勤の時間帯は、所によっては傘をさしていても濡れてしまうくらいの降り方となるでしょう。明日朝は時間に余裕を持って移動すると良さそうです。
また、沿岸部を中心に非常に強い風が吹くでしょう。最大瞬間風速は30メートルを超える所がありそうです。非常に強い風が吹くと、看板が飛んだり、ビニールハウスのフィルムが破れたりします。車を運転する際、ハンドルを取られることもありますので注意してください。
関東は、明日は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や強風に十分注意してください。
また、海上ではしけとなるため、高波に警戒・注意が必要です。

雨は昼ごろまでにやむ所が多く、午後は急速に天気が回復するでしょう。千葉県や茨城県では天気の回復が遅いですが、夕方までにはやむ見込みです。
午後は気温がグッと上がり、最高気温は各地で20度以上の予想です。午前中は雨をはじくような素材の服装で、午後は上着の脱ぎ着で調節すると良さそうです。

●「激しい雨」とは

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

●週末は都心で26℃予想 春本番の陽気に 黄砂に注意

明後日土曜日(30日)以降、来週半ばにかけて、高気圧に覆われて晴れる日が続く見込みです。
土曜日の最高気温は、東京都心で26℃、横浜、さいたま、水戸で25℃と、各地で今年初の夏日となる予想です。
日曜日(31日)も東京都心やさいたまで25℃の予想です。
各地で平年より5℃以上高くなり、日差しの下では上着なしで過ごすことができるでしょう。お出かけや屋外でのレジャーに良い陽気となりますが、明日夜から日曜日にかけては大陸から黄砂が飛来する予想です。気になる方は、洗濯物は部屋干しにすると良さそうです。

月曜日(4月1日)以降も最高気温は20℃前後の予想で、気温は平年より高く推移しそうです。

●関東で桜の開花ラッシュ

週末からの高温で、関東では各地で桜(ソメイヨシノ)の開花を迎えそうです。
今日(28日)は、東京の桜の標本木では4輪のつぼみが開いていましたが、開花の基準となる5~6輪には達しず、開花の発表とはなりませんでした。東京は開花秒読みとなっていて、日本気象協会の予想では明日3月29日に開花するとみられます。
そのほか、横浜は3月30日、熊谷、前橋は3月31日、水戸、宇都宮は4月1日、銚子は4月2日に開花する予想です。桜は開花から1週間程度で満開を迎え、来週は桜が見ごろを迎えそうです。

夜はライトアップされた桜を楽しめる所も多いですが、朝晩と日中の気温差が大きい時期ですので、夜は上着を忘れずに持って、体調を崩さないようお気をつけください。