23日(月・振替休日)は晴れる所が多いですが、東北や北陸は午前中を中心に所々で雨。少しの雨でも土砂災害に警戒を。24日(火)は広く晴れますが、25日(水)は西日本で雨が降りだし、大雨となる可能性も。猛烈な暑さにはならないものの、全国的に高温傾向が続き、10月に入っても関東から九州は真夏日の所が多いでしょう。

●23日は天気回復 ただ、25日は早くも西日本で雨に

明日23日(月・振替休日)は、前線が本州の南に停滞します。天気は回復に向かう所が多いですが、東北や北陸は気圧の谷の影響で昼頃にかけて雨の降る所があるでしょう。激しく降ることはないものの、これまでの記録的な大雨により、地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。

24日(火)は、東北や北陸も含めて広い範囲で晴れるでしょう。ただ、晴天は長続きせず、25日(水)は前線上の低気圧が西から北上します。このため九州から雨が降りだし、26日(木)にかけて雨の範囲が東海や関東まで広がりそうです。低気圧や前線の活動によっては西日本で警報級の大雨となるおそれもありますので、最新の情報を確認してください。

来週末の28日(土)から29日(日)は関東から北海道で雨の降る所があるでしょう。

今日22日(日・秋分の日)は猛烈な暑さがようやく落ち着いたものの、このまま急速に秋が深まるわけではありません。この先、最高気温は30℃前後の日が多く、9月下旬としては気温の高い状態が続くでしょう。ただ、寝苦しさは和らいで、東京都心では最低気温が20℃を下回る日もあるなど、朝晩は涼しいくらいの日もあるでしょう。うっかり薄着で過ごして体を冷やさないよう、天気予報では最高気温だけでなく最低気温の予想もしっかり確認してください。

●高温傾向が続く 10月はじめは真夏日続出

10月に入ると前線や湿った空気の影響で、東北から東海で雨が降りやすくなるでしょう。3日(木)は広い範囲に雨雲がかかりそうです。

高温傾向は10月も続き、最高気温は関東から九州で度々30℃以上の真夏日となる所があるでしょう。極端な暑さにはならないものの、日中は熱中症対策が欠かせません。ただ、晴れる日は朝晩と日中との気温の差が大きくなることがありますので、通勤時は羽織る物を用意するなど、服装で上手に調節してください。