東海地方は、この先、秋晴れは長く続かないでしょう。朝晩は過ごしやすくなりましたが、向こう一週間は、30℃以上の真夏日となる日が多くなりそうです。まだまだ、暑さ対策が必要です。

●静岡では約3か月ぶりに20℃を下回る

東海地方は、今朝(25日)も、秋らしい空気を感じられる気温でした。最低気温は静岡では18.4℃と、6月23日以来、約3か月ぶりに20℃を下回りました。

●2週間天気前半:26日(木)~10月2日(水)

明日26日は広く秋晴れとなりますが、その先は、スッキリしない天気が続きそうです。

今日25日の東海地方は、朝は雲が多かったものの、晴れ間が戻ってきています。ただ、静岡県では、東寄りの湿った空気の影響で、今夜にかけても雲の多い天気が続く見込みです。
明日26日は、今日25日よりも湿った空気の影響が弱まり、朝から秋晴れの所が多いでしょう。
27日(金)は、南の海上の熱帯低気圧(今後24時間以内に台風になるとみられる)が東寄りに進み、その後、前線と一体化する見込みです。南の海上に延びる前線が少し北上し、前線の活動が活発になる可能性があります。本降りの雨となる所もあるため、台風の動向と最新の天気予報に注意してください。
28日(土)以降も、前線や湿った空気の影響を受けやすく、スッキリしない天気が続きそうです。

●2週間天気後半:10月3日(木)~8日(火)

10月3日(木)以降は、前線や低気圧の影響を受ける日が多くなるでしょう。秋晴れの日は少なく、曇りや雨の日が多くなりそうです。
日差しが少ない分、最高気温は30℃に届かない日が多くなりますが、10月とは思えない蒸し暑さの日もありそうです。また、最低気温は平野部で20℃前後の日が続き、朝晩は秋らしさを感じられ、しのぎやすいでしょう。服装選びに注意してお過ごしください。

●気温と服装の目安

気温が20℃を下回るとカーディガンなど上着が欲しくなり、15℃を下回るとセーターなど厚手のものが活躍します。東海地方の山間部では、朝晩は上着が必要となる気温になってきています。これからの時期、山のレジャーや行き先によっては、思いがけず空気がヒンヤリすることがあるかもしれません。目的地の天気予報や気温に加えて、服装指数を参考にするとよいでしょう。また、寒暖差が大きくなる時期ですので、体調を崩さないようお過ごしください。