沖縄の南にある熱帯低気圧は、今後24時間以内に台風となる見込みです。10月1日から2日ごろにかけて沖縄に接近するおそれがあり、先島諸島では大荒れの天気となる可能性があります。また、今日27日、マリアナ諸島付近で発生した台風17号は、今後、日本の南の海上を北上する見込みです。
●新たな台風発生へ 1日~2日ごろ沖縄地方に接近のおそれ
沖縄の南にある熱帯低気圧は、27日現在、ゆっくりと南南西に進んでいます。今後24時間以内に台風となる見込みです。海面水温の高い海域を進むため、次第に発達し、10月1日(火)には強い勢力となって、暴風域を伴う予想です。1日から2日(水)にかけて、沖縄地方に接近するおそれがあり、進路によっては、沖縄地方で大しけとなり、先島諸島では2日ごろ、暴風や警報級の大雨となる可能性があります。台風の予想には幅があるため、今後の情報にご注意ください。
一方、台風17号は、北西に進み、30日(月)ごろ小笠原諸島の西を北上する見込みです。その後、10月1日ごろ関東地方や伊豆諸島に接近する可能性があります。こちらも進路の予想には幅がありますので、今後の情報をご確認ください。
●南西諸島付近には接近前から周辺の湿った空気流入 激しい雨や雷雨のおそれ
南西諸島付近には、台風として接近する前から熱帯低気圧周辺の湿った空気が流れ込んでいて、雨雲が発生しています。明日28日(土)も湿った空気の影響で、雨の降る所がある見込みです。雷を伴い激しい雨の降る所もあるでしょう。
●西日本にも接近前から暖湿気流入か
10月2日(水)ごろからは、西日本にも、台風周辺の湿った空気が流れ込み、間接的に影響がでる可能性があります。また、台風が急発達しながら東シナ海を北上するおそれもあり、3日(木)は九州などで大荒れとなる可能性もあります。台風の進路や勢力の予想には幅があるため、今後の情報にご注意ください。