明日23日(水)は全国的に雨や風が強まり、荒天になるおそれがあります。通勤・通学の時間帯は交通機関に影響が出ることも考えられますので、時間に余裕を持って行動しましょう。この先も気温はこの時期としては高く、11月に入ってもまだ夏日になる所があるでしょう。服装でうまく調節してください。

●明日23日(水) 雨風強まり荒天のおそれ 通勤・通学は時間に余裕を持って

今日22日(火)夜から23日(水)は、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を北東に進み、前線が本州付近を通過する見込みです。

今日22日(火)の午前から九州や中国地方には活発な雨雲がかかっており、宮崎県南部平野部では線状降水帯が発生しました(午後3時7分発表)。南部平野部と北部平野部では、今夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒してください。

活発な雨雲は次第に東へ移動し、明日23日朝は近畿や東海を中心に短い時間で激しい雨が降る所もあるでしょう。沿岸部を中心に風も強まるため、通勤・通学の際は時間に余裕を持って行動してください。

関東甲信や北陸、東北も午後は次第に雨で、帰宅時間帯に雨や風が強まる所があるでしょう。北海道は低気圧に近いため、雨の降る時間が長く、太平洋側を中心に警報級の大雨になるおそれがあります。交通への影響が出ることも考えられますので、交通情報もこまめに確認するようにしましょう。

●25日(金)~29日(火) 前線の動向に注意

明後日24日(木)は北海道から東海の雨も止み、晴れる所が多いでしょう。関東甲信から近畿では夏日が続出して、季節外れの暑さが続きます。

沖縄は台風20号周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、断続的に雨が降りそうです。先島諸島を中心に活発な雨雲がかかるでしょう。東よりの風が強まり、波も次第に高くなりそうです。強風やうねりを伴った高波にご注意ください。台風20号は今後は次第に進路を西よりに変えて、25日(金)には南シナ海へ進み、日本から遠ざかる見通しです。

25日(金)~29日(火)は前線が本州付近に停滞するため、暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。前線の活動の程度や動きによっては、雨の降る場所や時間帯、降り方も変わってきますので、最新の気象情報をこまめにチェックしてください。

●11月に入っても夏日の所も 3連休は暑さ対策が必要

10月も終わりに近づいていますが、秋晴れは長続きしません。ただ、2日(土)からの3連休は後半ほど日差しの届く所が多いでしょう。紅葉の見ごろを迎えている所では、紅葉狩り日和になりそうです。

最高気温は平年より高い所が多く、11月に入っても東海から九州では最高気温が25℃以上の夏日になる日があるでしょう。3連休、屋外でのレジャーやイベントを予定されている方は、暑さ対策がまだ必要です。さらに、晴れる日は朝晩と昼間の気温差が大きいため、服装でうまく調節してください。