明日7日(木)の近畿地方は北よりの風が強まり、木枯らし1号が吹く可能性があります。また、明日の近畿地方は晩秋の肌寒さとなり、明後日8日(金)の朝は防寒必須の冷え込みとなる見込みです。ただ、この寒さは一時的で、来週は再び平年より気温が高くなるでしょう。天気予報でしっかり気温をチェックして、服装選びに役立ててください。

●近畿地方で木枯らし1号か

今日6日(水)夜から7日(木)にかけて、日本付近は冬型の気圧配置となる見込みです。北日本を中心に今秋一番の寒気が流れ込んで、近畿地方でも冷たい北風が吹くでしょう。近畿地方で北よりの風が強まれば、木枯らし1号の発表があるかもしれません。

※木枯らし1号とは、晩秋から初冬に初めて吹く北よりの強い風のことをいいます。近畿地方では、二十四節気の霜降から冬至(2024年は10月23日から12月21日)の期間に西高東低の冬型の気圧配置となり、大阪、神戸、京都、彦根、舞鶴、和歌山のいずれかで最大風速8m以上になったとき発表されます。

●明日7日は晩秋の肌寒さ 来週は再び気温上がる

明日7日(木)は二十四節気の「立冬」です。近畿地方は、北部と中部は寒気の影響で雲が広がりやすく、北部を中心に明け方まで雨の降る所があるでしょう。南部はおおむね晴れる見込みです。晴れても気温は上がりにくく、最高気温は15度前後でしょう。晩秋の肌寒さとなり、冷たい北風のため、いっそう体感温度は下がる見込みです。お出かけの際は、冷たい風を防げるような上着があると安心です。

ただ、この時季らしい肌寒さは一時的で、週明けから再び平年より気温が高くなる見込みです。来週は過ごしやすい陽気の日が多いでしょう。

●8日は底冷えで防寒必須 山沿いは霜のおそれ

明後日8日(金)の近畿地方は、高気圧に覆われて晴れる所が多い見込みです。朝は放射冷却の影響で底冷えが強まるでしょう。広い範囲で最低気温が10℃以下となり、山沿いでは霜が降りる所もある見込みです。朝は防寒必須で、セーターやコートが活躍するでしょう。
その後は、朝の冷え込みは次第に弱まり、10日(日)以降、最低気温は平年よりかなり高くなる見込みです。気温の変動が激しいため、天気予報をしっかりチェックして、服装選びの参考にしてください。