今日7日(木:立冬)は、暦通りの寒さに。北陸から北では雨や雪で、北海道は平地も積雪や路面凍結に注意が必要です。広く晴れる関東から九州も、風の冷たい一日となりそうです。

●西高東低の気圧配置 日本海側に雨雲や雪雲

日本付近は、冬に現れやすい西高東低の気圧配置となっています。
北海道では、南西部を中心に所々で雪が降っており、昨夜(6日)から今朝(7日)にかけて、釧路と函館、室蘭から初雪の便りが届いています。

北海道は、日本海側とオホーツク海側では日中から夜にかけても雪や雨が降ったりやんだりで、局地的に雷を伴って強く降るでしょう。札幌をはじめ市街地も、積雪や路面凍結に注意が必要です。車は冬の装備で、普段よりも時間に余裕をもって慎重な運転を心がけてください。
東北は、日本海側を中心に雨で、北部では平地も雪のまじる所があるでしょう。
北陸は午前中ほど広く雨が降り、山沿いの一部は雪になりそうです。
関東甲信と東海は大体晴れるでしょう。ただ、関東北部や長野県北部の山には雪雲がかかり、峠は積雪の可能性もあります。
近畿から九州にかけても日差しが届きますが、日本海側の所々でにわか雨があるでしょう。
沖縄は断続的に雨。フィリピン付近を進む台風22号の影響で、波の高い状態が続くでしょう。

●最高気温 全国的に平年並みか低い 晴れのエリアも風が冷たい

最高気温は、全国的に平年並みか低くなるでしょう。

北海道と東北は5℃から10℃くらいで、北陸は12℃前後の予想です。
関東から中国地方にかけて、16℃から18℃くらいで、四国や九州は20℃から23℃くらい。沖縄は25℃前後の予想です。

各地、北または西よりの風が強まって、実際の気温よりも体感温度が下がるでしょう。関東平野をはじめ、晴れのエリアでも、暖かい服装を心掛けてください。