明日30日の朝は関東から北海道を中心に今朝より冷え込みが強まるでしょう。この秋これまでで一番気温が低くなる所もありそうです。東北や九州など霜注意報の発表されている所があります。東京都心は10℃の予想で、暖房や冬物のコートが欲しくなるくらいでしょう。また、朝と日中との気温の差が大きくなる所がありますので、脱ぎ着しやすい服装で上手に調節してください。

●明日30日の朝は各地とも冷える 霜注意報も

今日29日(水)の朝は西日本を中心にこの秋で一番気温が低くなった所が多くなりましたが、明日30日(木)は関東から北海道を中心に一段と冷え込みそうです。

明日30日(木)、日本付近は高気圧に覆われ、朝は穏やかに晴れる所が多いでしょう。放射冷却現象が強まり、今朝よりさらに気温が低くなる所がありそうです。

明日朝の最低気温は、北海道で今朝より2℃前後低く、広い範囲で5℃を下回って、冬日の地点が増えるでしょう。東北は今朝より2℃から5℃くらい低く、5℃前後まで下がる予想です。内陸部では氷点下の冷え込みとなる所もあるでしょう。関東甲信も今朝よりやや低くなる所が多く、東京都心は10℃の予想です。都市部でも暖房や冬物のコートが欲しくなるくらいでしょう。北陸は10℃を下回る所が多くなりそうです。東海から九州にかけては今朝より高くなる所もありますが、この時期としては引き続き冷えるでしょう。

今日29日午後2時現在、東北や中国地方、九州で霜注意報の発表されている所があります。霜がおりるくらい冷え込む所がありますので、農作物の管理などに注意が必要です。

●日中は気温上昇 朝との気温差に注意

最高気温は、北海道から東海では平年よりやや低いものの、北陸から九州では平年並みかやや高く、20℃を超える所が多いでしょう。九州では25℃近くまで上がる所もありそうです。
朝、冷えるだけに、日中との気温の差が大きくなり、その差は15℃以上となる所もあるでしょう。

●服装の目安は

明日30日の朝は東京都心や大阪など関東から九州の市街地でも裏地付きのコートがあるとよさそうです。日中は長袖シャツで快適に過ごせる所が多いですが、一日の気温差が大きい日は、薄めのシャツにカーディガンを羽織るなど、脱いだり着たり調節しやすい服装がおすすめです。

日々の気温変化も大きくなる時期ですので、朝や夜の気温予想もしっかりチェックして、うっかり薄着をして体を冷やさないよう、お気をつけください。

服装指数は、朝晩や日中の予想気温からどんな服装が適しているか提案します。お出かけする時間帯に合わせて調節できる服装にしましょう。人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安とお考えください。