この冬(12月~2月)は、北日本の平均気温は平年並みか高いですが、東日本や西日本はほぼ平年並みでしょう。冬らしい寒さの日が多くなりそうです。日本海側の降雪量は平年並みで大雪に注意が必要です。太平洋側は晴れる日が多く、空気が乾燥する日が多くなるでしょう。
●今冬はどんな冬?
この冬は、期間の前半を中心に、ラニーニャ現象に近い状態となるため、海面水温は太平洋赤道域の中部から東部では低い一方、西部で高くなりそうです。また、インド洋熱帯域では、期間を通して西部で低いでしょう。このため、フィリピン付近を中心に積乱雲の発生が多い一方、太平洋赤道域の日付変更線付近とインド洋西部では少ないでしょう。
上空の偏西風は、ユーラシア大陸で北に蛇行し、日本付近では南に蛇行するものの、平年と同様の位置を流れるでしょう。シベリア高気圧は北東側で弱く、南東側への張り出しはやや強い時期がある見込みです。
これらのことから、フィリピン付近に向かって北寄りの季節風が強く、東・西日本太平洋側と沖縄・奄美を中心に低気圧の影響を受けにくいでしょう。一方、北日本の日本海側を中心に、低気圧の影響を受ける時期がありそうです。北日本を中心に冬型の気圧配置が長続きしない一方で、西日本と沖縄・奄美では、冬型の気圧配置が強まる時期がある見込みです。
この冬の日本の天候は、日本海側の降雪量は平年並みとなるでしょう。日本海の海面水温は平年より高く、そこに強い寒気が流れ込むと大雪になる恐れがあります。太平洋側は晴れて、空気が乾燥する日が多くなるでしょう。火の元や感染症に注意が必要です。平均気温は北日本では平年並みか平年より高いものの、東日本や西日本では平年並みで、冬らしい寒さとなりそうです。
●12月~2月の天候
月ごとに詳しくみていきます。
12月は、北日本の日本海側では平年同様に曇りや雪、雨の日が多いでしょう。一方で、東日本や西日本の日本海側では寒気の影響を受けにくいため、平年に比べ曇りや雨、雪の日が少ない見込みです。太平洋側では平年に比べ晴れる日が多いでしょう。沖縄や奄美では平年同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。
1月は、北日本や東日本、西日本の日本海側で平年同様に曇りや雪、雨の日が多いでしょう。一方、太平洋側では晴れる日が多い見込みです。沖縄や奄美では平年同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
2月は、北日本や東日本の日本海側では平年同様に曇りや雪、雨の日が多でしょう。西日本の日本海側では平年に比べ曇りや雪、雨の日が少なくなりそうです。太平洋側は晴れる日が多いでしょう。沖縄や奄美では平年同様に曇りや雨の日が多い見込みです。
北日本:北海道・東北
東日本:北陸・関東甲信・東海
西日本:近畿~九州
●12月~2月の平均気温
平均気温は、12月から2月にかけて北日本から西日本でほぼ平年並みでしょう。ただ、北日本では平年より高くなる可能性もあります。沖縄や奄美は12月と2月は平年並みですが、1月は平年並みか低くなるでしょう。
冬らしい寒さの所が多くなりそうです。体調管理にご注意ください。












