今日27日(火)の午後は、北日本から山陰の広い範囲で湿った雪や雨が降りそうです。これまでの大雪で積雪が多かった地域では、なだれや屋根からの落雪が起こりやすくなります。また、路面状況が悪化する恐れもあるため注意が必要です。
●平地でも平年を上回る積雪が続く
今日27日(火)正午現在の積雪は、多い所で青森県の酸ヶ湯で432センチ(平年比1.5倍)、山形県の肘折で218センチ(平年並み)、新潟県の守門では233センチ(平年比1.3倍)と、複数の地点で積雪が2メートルを超えています。
また、青森では119センチ(平年比1.9倍)、新潟では21センチ(平年比2.6倍)、金沢では43センチ(平年比5.4倍)と、平地でも平年を上回る積雪になっています。
●北海道から山陰 雪どけによるなだれや落雪に注意
今日27日(火)は、日本海を進む低気圧が北日本を通過します。この低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北海道や東北では湿った雪が降るでしょう。北陸から山陰では、平野部は雨、標高の高い山は湿った雪が降りそうです。これまでの大雪で積雪が多くなっている地域では、雨が降ることで雪どけが進みます。また、湿った重い雪が新たに積もると、なだれや落雪が起こりやすくなります。路面の状況も悪化する恐れがあるため注意が必要です。
●急な雪どけ 注意点は?
積雪が多く残る所では、次の3つの点に注意が必要です。
① 雪どけによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。












