今日31日も、関東をはじめとした太平洋側の地域で空気が乾燥しています。東日本の太平洋側や西日本では少雨傾向が続いており、この先も3週間程度は雨の少ない状態が続くでしょう。農作物の管理や火の取り扱いに注意が必要です。また、自治体から節水が呼びかけられている地域では、家庭での節水対策も心がけてください。

●今日31日も太平洋側は空気カラカラ 少雨傾向続く

今日31日も、関東甲信や東海、東北の太平洋側、西日本の太平洋側を中心に空気が乾燥しており、湿度が低くなっています。今日31日の14時10分までの最小湿度は、さいたまで8%と最も低く、次いで西米良村(宮崎)で12%。そのほか、東京都心では18%、宮古市(岩手)では26%などとなっています。

東日本の太平洋側と西日本では、昨年11月中旬から降水量の少ない状態が続いています。特に1月に入ってからは極端に雨が少なく、名古屋市、高知市、宮崎市などでは、1月1日から昨日30日までの降水量は0ミリとなっています。東京都心では、1月2日に7.5ミリの雨が降っただけで、その後、0.5ミリ以上の雨は観測されていません。

今後も3週間程度は、低気圧の影響を受けにくく、雨の少ない傾向が続く見込みです。農作物の管理など、注意してください。また、ダムの貯水量が減少しているとして、住民に節水を呼びかけている自治体もあります。家庭でできる節水を心がけてください。

昨年の冬から春にかけての時季は、記録的な少雨となり、林野火災が全国的に多く発生しました。火の取り扱いにも十分注意してください。

●今すぐできる節水対策

限られた水資源を大切に使うため、普段から節水を意識した生活を心がけましょう。毎日の生活の中でできる節水方法の一例は以下の通りです。

① 歯磨きはコップを使うようにしましょう。
30秒間、水を出しっぱなしにすると、約6リットルもの水を使います。コップに水を汲んで、口をゆすぐようにしましょう。
② シャワーの水は流したままにせず、こまめに止めるようにしましょう。
シャワーを1分間、流しっぱなしにすると約12リットルの水を消費してしまいます。また、浴槽の残り湯を洗濯や掃除に再利用しましょう。一般家庭での残り湯は約180リットルです。洗濯やふき掃除、植木の水やり、まき水などに利用できます。
③ 使用した食器は溜めた水につけ、油汚れの目立つものは、紙で油分を拭き取ってから洗うようにしましょう。汚れが落ちやすくなり、水を節約することができます。また、食器洗い中はこまめに水を止めましょう
④ 洗車はバケツに水を汲んで行いましょう。
流しっぱなしに比べて、バケツに汲むと約60リットルの節水となります。

●空気乾燥 山火事に注意

冬から春は、空気が乾燥したり、強い風が吹きやすかったりすることに加え、枯葉や枯草が多いため、山火事が発生しやすい時期です。山火事を防ぐためには、次の4つのことが重要です。

① キャンプやピクニックなど、屋外で火を使う場合は、消火用の水などを準備し、その場を離れないようにしましょう。火を使った後は、確実に消火するのを忘れないでください。
② 空気が乾燥している日や、強い風が吹いている日は、焚火をするのはやめましょう。枯葉や枯草のある場所は、周囲に火が燃え広がるおそれがありますので、焚火をするのは絶対にやめてください。
③ たばこは指定された場所で、喫煙してください。喫煙が済んだたばこは火をしっかり消して、吸い殻の投げ捨てはやめましょう。できる限り、携帯用灰皿を使うのが、おすすめです。
④ 火遊びも、山火事を引き起こすことがあります。ほんの小さな火が、思わぬ山火事につながるおそれがありますので、火遊びは絶対にやめましょう。