2026年1月は、日本海側では記録的な大雪になっている所がある一方、関東から九州の太平洋側では、まともに雨が降っていません。京都市や名古屋市など、1月の月降水量としては統計が始まってから最も少ない所があるなど、記録的な少雨に見舞われています。まとまった雨はしばらく先になる見通しで、火の取り扱いに注意するとともに、節水を心がけましょう。
●記録的な少雨 1月の月降水量「0.0ミリ」の地点も
2026年を迎えてから1か月、日本付近は冬型の気圧配置の日が多くなりました。強い寒気が流入するタイミングが何度もあったため、日本海側では記録的な大雪になっている所もありますが、関東から九州の太平洋側では雨が少なく、両極端となっています。
以下は1月の月降水量が「0.0ミリ」だった地点(一部)です。
・水戸市 1月の月降水量0.0ミリは1942年以来
・前橋市 1月の月降水量0.0ミリは2011年以来
・甲府市 1月の月降水量0.0ミリは2011年以来
・静岡市 1月の月降水量0.0ミリは2011年以来
・名古屋市 1月の月降水量0.0ミリは統計開始以来初めて
・京都市 1月の月降水量0.0ミリは統計開始以来初めて
・神戸市 1月の月降水量0.0ミリは統計開始以来初めて
・岡山市 1月の月降水量0.0ミリは統計開始以来初めて
・高知市 1月の月降水量0.0ミリは2011年以来
・大分市 1月の月降水量0.0ミリは統計開始以来初めて
・宮崎市 1月の月降水量0.0ミリは統計開始以来初めて
※降水量「0.0ミリ」とは、0.0ミリから0.4ミリ程度(1時間合計が0.5ミリに満たない)の降水を指し、無降水とは異なります。
●太平洋側で次の雨は?
向こう一週間の見通しです。2日(月)は上空に寒気を伴う気圧の谷が通過するため、雨や雪の降る所があるものの、量は少ないでしょう。6日(金)と7日(土)は強い寒気が南下し、雪や雨の降る所がありますが、まとまった量にはならない見込みです。そのほかは晴れる日が多く、しばらく晴天が続く所もあるでしょう。
空気の乾いた所が多くなっていますので、引き続き火の取り扱いにご注意ください。なお、この期間は寒暖差が大きい点にも注意が必要です。
●2月も雨が少ない 渇水傾向が続く
先日1月29日、気象庁はこの先の1か月予報を発表しました。
太平洋側では、11月中旬頃から降水量の少ない状態が続いています。渇水が続く中ですが、2月の降水量は、東日本と西日本の太平洋側ほど平年並みか平年より少ない見込みです。火の取り扱いに注意するとともに、日頃から水を大切に使用するように心がけましょう。
●空気が乾燥 山火事に注意
冬から春は、空気が乾燥したり、強い風が吹きやすかったりすることに加え、枯葉や枯草が多いため、山火事が発生しやすい時期です。山火事を防ぐためには、次の4つのことが重要です。
① キャンプやピクニックなど、屋外で火を使う場合は、消火用の水などを準備し、その場を離れないようにしましょう。火を使った後は、確実に消火するのを忘れないでください。
② 空気が乾燥している日や、強い風が吹いている日は、焚火をするのはやめましょう。枯葉や枯草のある場所は、周囲に火が燃え広がるおそれがありますので、焚火をするのは絶対にやめてください。
③ たばこは指定された場所で、喫煙してください。喫煙が済んだたばこは火をしっかり消して、吸い殻の投げ捨てはやめましょう。できる限り、携帯用灰皿を使うのが、おすすめです。
④ 火遊びも、山火事を引き起こすことがあります。ほんの小さな火が、思わぬ山火事につながるおそれがありますので、火遊びは絶対にやめましょう。
●家庭でできる節水の方法とは?
限られた水資源を大切に使うため、普段から節水を意識した生活を心がけましょう。毎日の生活の中でできる節水方法の一例は以下の通りです。
① 歯磨きはコップを使うようにしましょう。
30秒間、水を出しっぱなしにすると、約6リットルもの水を使います。コップに水を汲んで、口をゆすぐようにしましょう。
② シャワーの水は流したままにせず、こまめに止めるようにしましょう。
シャワーを1分間、流しっぱなしにすると約12リットルの水を消費してしまいます。また、浴槽の残り湯を洗濯や掃除に再利用しましょう。一般家庭での残り湯は約180リットルです。洗濯やふき掃除、植木の水やり、まき水などに利用できます。
③ 使用した食器は溜めた水につけ、油汚れの目立つものは、紙で油分を拭き取ってから洗うようにしましょう。汚れが落ちやすくなり、水を節約することができます。また、食器洗い中はこまめに水を止めましょう
④ 洗車はバケツに水を汲んで行いましょう。
流しっぱなしに比べて、バケツに汲むと約60リットルの節水となります。












