一連の寒さは3日(火)の「節分」で一段落し、4日(水)の立春からは春の訪れを感じられる所もあるでしょう。スギ花粉の飛散が始まる所もありそうですので、花粉症の方は対策をなさってください。暖かさは束の間で、次の週末にかけては気温が急降下し、全国的に厳しい寒さが戻る見込みです。体にこたえる寒暖差となりますので、体調管理に十分注意が必要です。

●3日(火)から4日(水)は冬型が緩む 6日(金)からは再び冬型へ

この先、3日(火)の「節分」は西から冬型の気圧配置が緩み、4日(水)二十四節気の「立春」にかけて、日本の南を高気圧が移動する見込みです。このため、日本付近には暦に合わせるように南から暖かな空気が入るようになり、4日(水)の日中は2桁まで気温の上がる所が多いでしょう。札幌市では、1月11日以来の5℃に届く可能性があります。

5日(木)は、低気圧が北海道へ進むため、低気圧の南側では気温が上がりやすい見込みです。最高気温は、東京都心で15℃、福岡市は17℃の予想で、いずれも3月下旬並みでしょう。

6日(金)の日本付近は次第に冬型の気圧配置に変わり、上空に強い寒気が流れ込む見込みです。6日(金)は北陸から北の地域で気温が大きく下がり、7日(土)と8日(日)は全国的に寒さが厳しくなるでしょう。東京都心では、6日(金)から7日(土)にかけて、10℃以上も気温が低くなる見込みです。体にこたえる激しい寒暖差となりますので、体調を崩されないように十分お気を付けください。なお、8日(日)は衆院選の投開票日です。投票を予定されている方は、期日前投票も検討した方が良さそうです。

●寒暖差疲労の対策

〇寒暖差疲労を防ぐための対策は以下の通りです。

①規則正しい生活を送る
まずは、規則正しい生活を心がけましょう。規則正しい生活を送ることで、ストレスをため過ぎずに自律神経を整えることができます。

②腸の調子を整える
脳と腸はさまざまな情報交換を行っています。腸の調子が整うと、お腹の調子はもちろん、自律神経が整い、心身のバランスも整います。ヨーグルトや味噌、納豆などの発酵食品などを積極的に摂取するようにしましょう。

③体温調節のできる服装を選ぶ
寒暖差の大きい時期は、脱ぎ着しやすい服装を選ぶようにしましょう。天気予報をこまめに確認して、気温に合った服装にすることで、体への負担を軽減させることができます。

④しっかり入浴する
お風呂入って全身を温めることで、一日の冷えがリセットされます。入浴の際には首まで浸かることも意識しましょう。首には重要な神経が多く集まっているため、首を温めることで自律神経を整えることができます。

⑤適度な運動やストレッチをする
適度な運動をして筋力をつけることで、代謝が上がり、体温を上げやすくなります。
首のストレッチもおすすめです。現代の私たちの日常生活では下を向いている時間が長く、首に大きな負担がかかりやすいです。日頃から首のストレッチなど、ケアを心がけましょう。

※監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生

●関東・東海・九州北部はスギ花粉飛散が秒読みか

一時的とはいえ、今週の中頃は広く気温が上昇します。このタイミングで、関東や東海の一部の地域、九州北部ではスギ花粉の飛散が開始する可能性があります。そのほか、九州南部や中国地方、四国、近畿などでも、わずかにスギ花粉の飛び出す所があるでしょう。

本格的な飛散はまだもう少し先でも、気温が上がる日を中心に、条件が揃えば徐々に花粉の飛散が増えてきますので、花粉症の方は対策をなさってください。

●花粉の飛散開始日とは

花粉の飛散開始がいつなのか、気になる方も大勢いらっしゃると思います。

「花粉の飛散開始日」とは、スギの花の開花日ではありません。1月以降、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した最初の日を、その観測地点の「花粉の飛散開始日」としています。

(上の図にある花粉飛散開始例の3日目や6日目のように、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を観測しても連続していなければ飛散開始とはなりません。この場合、2日連続して観測した最初の日である9日目が「飛散開始日」となります。)

そのため、「花粉の飛散開始日」よりも前でも、気温の高い日などは、1平方センチメートルあたり1個未満という少量の花粉が飛び始めていることもあります。敏感な方は、わずかな花粉でも、症状がでることがありますので、注意が必要です。
「花粉の飛散開始日」前だから、と油断しないで、早めに対策を、心がけてください。