大阪市中央区でスギ花粉の飛散開始が確認されました。飛散開始日は2月20日(金)で、大阪でもスギ花粉の飛散シーズンに入りました。

●大阪で本格的な花粉シーズンに突入

大阪市中央区で、スギ花粉の飛散開始が確認されました。今シーズンの飛散開始日(※)は2月20日(金)です。昨シーズンの飛散開始(2月28日)と比べ、およそ1週間早い観測となっています。

※飛散開始日とは、1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日のことです。なお大阪市中央区の花粉の観測は、日本気象協会関西支社の敷地内で行っています。

●26日(木)は雨の翌日でスギ花粉の飛散増加

明日25日は、日中いっぱい広く雨が降るため、花粉の飛散は抑えられそうです。
一方で26日(木)は天気が持ち直します。晴れ間が広がり、気温も上昇するため、スギ花粉がいっそう飛びやすくなるでしょう。広い範囲で「やや多く」飛び、特に近畿南部では「多く」飛ぶ見込みです。花粉症の方は外出の際、マスクやメガネなどで対策をした方が良さそうです。

その後27日(金)は再び天気が崩れるため、花粉の飛散は「少ない」予想です。ただ28日(土)以降は花粉が飛びやすくなりそうです。

大阪ではこのあと徐々にスギ花粉の飛散量が増え、3月上旬に飛散のピークを迎える予想です。なお、ピークの期間は10日ほどの見込みです。

●外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

●「くしゃみ」の語源は“おまじない"?

花粉症の代表的な症状の一つである「くしゃみ」。その語源は諸説ありますが、一つは“おまじない"からきているとされています。

そのおまじないの言葉が「くさめ」。昔はくしゃみをすると早死にすると信じられていたそうで、それを防ぐためにくしゃみの後「くさめ」と言うことがあったそうです。
この「くさめ」の正体が、「万病の病よ静まれ」を意味する「休息万病(くそくまんびょう)」を早口にいったもの。「くさめ」が時代とともに「くしゃみ」に変わっていったとされています。

大阪でも本格的なスギ花粉のシーズンに入りました。つらい花粉症の症状を少しでも和らげるために、外出時はマスクやメガネなどで対策をしましょう。