ゴールデンウィーク期間中は、低気圧や前線の影響で、高速道路の運転に注意が必要になる日がありそうです。特に2日から4日にかけては、雨や風が強まる所があるでしょう。太平洋側では気温が上がり、車内での熱中症にも注意が必要です。

●ゴールデンウィーク期間中の高速道路への気象影響予測

日本気象協会は、2026年のゴールデンウィーク期間中の天候による高速道路への気象影響予測を発表しました。

ゴールデンウィーク前半は低気圧や前線の影響を受けやすく、雨や風が強まるタイミングがある見込みです。帰省や旅行などで慣れない土地を運転する方も増えるため、最新の天気予報を確認し、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。

5月2日(土)は、発達した低気圧が北日本を通過するため、北海道・東北・北陸を中心に風が強まるでしょう。特に東北では暴風となる可能性が高く、沿岸部の路線や橋の上では強い横風に警戒が必要です。ハンドルを取られやすくなるため、速度を控え、車間距離を十分に取るようにしてください。また、北陸や北海道太平洋側では明け方にかけて一時的に雨脚も強まる見込みです。

3日(日)から4日(月)にかけては、低気圧や前線が日本付近を通過し、広い範囲で雨や風が一時的に強まるでしょう。3日(日)は特に九州北部や愛媛県で、4日(月)は愛媛県や静岡県で大雨となるおそれがあります。見通しが悪くなるほか、路面が滑りやすくなるため、急ブレーキや急ハンドルを避けてください。また、雨が降る時間帯は沿岸部を中心に風も強まる見込みで、特に3日(日)の愛媛県では、暴風となるおそれがあります。速度を控え、ゆとりを持った運転を心がけましょう。

6日(水)は、北海道日本海側を中心に風が強まる見込みです。高速道路の高架区間や橋の上では横風の影響を受けやすいため、大型車や背の高い車両は特に注意が必要です。

ゴールデンウィーク期間中は交通量が多くなります。さらに、雨の日は晴天のときよりも道路が滑りやすく、交通事故のリスクが高まると言われています。特にスピードの出る高速道路は、雨でスリップしてしまうと大事故につながるおそれがあるため、十分に注意してください。

出発前には天気予報や交通情報を確認し、必要に応じて移動時間を調整するなど、無理のない計画で行動しましょう。

●車内での熱中症にも注意

天候による運転への影響に加えて、車内の暑さにも注意が必要です。

2日(土)から3日(日)にかけては、関東から九州の太平洋側を中心に気温が上がり、一部で25℃以上の夏日となるでしょう。長時間の移動中や渋滞時は車内に熱がこもりやすくなるため、こまめな水分補給や換気を行い、エアコンを適切に使用するなど、熱中症対策を心がけてください。

●高速道路での強風、ハンドルに特に注意

強風時は、車の横滑りに注意してください。「橋の上」や「海岸沿い」では周囲に遮るものがないので、横風が強まりやすくなります。また「トンネルの出入り口」では急に横風の影響を受ける可能性があるため、スピードを落とすなど慎重に走行しましょう。

車が大きく流されるような非常に強い風が吹いている、または予想される場合は、運転を控えることも検討しましょう。やむを得ず走行する際は、しっかりハンドルを握って運転してください。万が一横風を受けた場合でも、慌ててハンドルを切らないようにしましょう。

●雨の日の運転で気をつけたいポイント

① スピードを落として、十分な車間距離を
雨で路面が濡れると、ブレーキが利きにくくなり、アクセルを踏んだときやカーブするときにタイヤが滑りやすくなります。雨による速度制限がかかっているときにはスピードを落とし、前方の車との車間距離は十分に取るようにしましょう。

② 昼間でもヘッドライトを点灯する
雨が降っている日はフロントガラスに絶えず雨粒が落ちてくるため、視界不良になります。ワイパーを動かしていればある程度雨粒を取り除けますが、排水しきれないほどの大雨が降っているときは前方が見えにくくなりますし、大型車の跳ね上げる水しぶきに視界が奪われてしまうこともあります。
日差しが少ない分、周囲が暗く、見通しが悪くなるため、暗いと思ったら昼間でもヘッドライトを点灯させ、他の車に自車の存在をアピールしましょう。

③ 日ごろからのメンテナンスが大切
高速道路を運転する前は、ガソリンは十分か、タイヤの空気圧は適当か、タイヤの溝の深さは十分かなど、点検をしておくことが大切です。ワイパーの拭きスジや拭きムラなどがある場合は、ワイパーを交換し、雨の日の運転に備えるようにしましょう。