明日3日(日・祝)から4日(月・祝)は広い範囲で雨となりそうですが、5日(火・祝)は天気が回復して行楽日和になりそうです。連休後半は晴れ間が期待できる一方、天気の見方には少し注意したい点もあります。
●ゴールデンウィークの天気と連休明けの天気
明日3日(日・祝)から4日(月・祝)にかけて、広い範囲で曇りや雨になるでしょう。
雨のピークは、3日午後から4日午前と見られます。雨の降る時間が長くなったり、一時的に降り方が強まる所があり、大雨になる可能性もあります。
気温は高めで、ムシムシと感じられそうです。
5日(火・祝)は、天気は回復、日差しが戻り、行楽日和になるでしょう。
湿度は低めで、清々しい陽気になりそうです。
日本海側を中心に、雲が広がることがあるものの、日差しの届く時間帯は、一気に暖かく感じられそうです。
6日(水・振)も、日本海側や関東付近は雲が広がりやすいものの、晴れ間が出る所が多い見込みです。
屋外活動も、連休最終日のお出かけや洗濯にもよさそうです。
連休明けの7日(木)も、広く日差しが届く見込みですが、今後、最新の気象情報にも注意が必要です。
●鯉のぼりと高層観測の話
鯉のぼりが空を泳ぐ季節ですが、実はこの鯉のぼり、「上空の様子を知る」という点で、天気予報にも通じる話があります。
昭和初期、日本の天気予報にとって上空の情報が重要であることが次第に認識されるようになり、その流れの中で、富士山頂では気象台職員による観測が行われるようになりました。
新田次郎の小説「凍傷」には、富士山頂での本格的な観測が行われるようになるまでの道のりが描かれています。
その中で、「山階宮邸の庭に大きな鯉のぼりの竿が立てられていた。端午の節句の前を利用して、鯉のかわりに、自記温度計が吊り上げられていた。気温の垂直分布を観測するためのものであった。」という一節があります。
鯉のぼりが空を泳ぐように、私たちの目が届かない高さの空の様子を知るための観測が、今の天気予報につながっています。
●今、気象予報士が確認していること
5日(火・祝)から連休明け7日(木)にかけては、晴れとする予報もあれば、雲が多いとする予報もあり、天気マークの表現に幅が見られます。
私たち気象予報士は、晴れや曇りだけでなく、薄い雲が広がるのか、雨を降らせる可能性がある雲なのかといった「予報の幅」を意識しながら、上空の風の変化などを確認し、状況に応じて気象情報を更新しています。












