スカートはデリケートな生地が使われていることが多いうえ、型崩れやシワが寄りやすい衣類です。正しい方法で洗濯しないと生地を傷めてしまうおそれがありますので、スカートをお手入れするときは適切な洗濯方法を確認しておきましょう。
今回はスカートの正しい洗濯方法と、洗濯する前のチェックポイント、スカートの正しい干し方をご紹介します。


スカートの適切な洗濯方法

スカートの適切な洗濯方法を3つのステップに分けて説明します。

■1. 洗濯ネットに入れる

型崩れ防止のために、スカートはあらかじめ洗濯ネットに入れておきます。ファスナーやホック、ボタンなどは全て閉じ、軽く畳んで洗濯ネットに入れましょう。
スカートにビーズや刺繍などが入っている場合は、裏返してから洗濯ネットに入れると飾りが外れるリスクを予防できます。

■2. 手洗い・ソフトコースで洗う

スカートを洗濯するときは、基本的に手洗いコースやソフトコースなどの弱水流モードを選択します。標準コースを選ぶと生地が傷んだり、シワが寄ったりする原因になりますので要注意です。また、使用する洗剤はおしゃれ着用洗剤を選ぶのがポイントです。

■3. 短時間で脱水する

スカートを長時間脱水にかけると、型崩れやシワの原因になります。とくに薄手の生地の場合は長く脱水する必要はありませんので、30秒~1分程度に設定するのがおすすめです。

以上が洗濯機を使ったスカートの適切な洗い方です。なお、洗濯表示に手洗いのマークが付いていた場合は、以下の手順でスカートを手洗いしましょう。

【1. 適当な容器に水を張り、洗剤を入れる】
洗濯桶などの適当な容器に水を張り、おしゃれ着用洗剤を適量入れて溶かします。なお、手洗いの場合は40℃以上のお湯を使わないように注意しましょう。[注1]

[注1]消費者庁:「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」

【2. 優しく押し洗いする】
容器の中に軽く畳んだスカートを静かに沈め、優しく押し洗いします。薄手のスカートは衣類の両端を持ち、横方向に開いたり閉じたりしながら洗うと効率よく汚れを落とせます。

【3. すすいで水気を切る】
容器の中の水を入れ替えて、同じ要領ですすぎを行います。スカートから洗剤の泡が出なくなるまで、2~3回ほど丁寧にすすぎましょう。すすぎ終えたら、軽く手で絞ってから大判のタオルに挟み、上から押すように水気を切ります。


スカートを洗濯する前のチェックポイント

スカートを洗濯する前にチェックしたいポイントを2つご紹介します。

■1. 洗濯表示を確認する

スカートは生地に使われている素材によって、洗濯機で洗えるものとそうでないものに分かれます。あらかじめスカートに付いているタグの洗濯表示を見て、適切な洗濯方法を確認しておきましょう。洗い桶に数字やアンダーラインが入っているものは家庭用洗濯機でお手入れすることが可能です。[注1]
一方、洗い桶に手のマークが入っている場合は「手洗いのみ可」の意味ですので、洗濯機ではなく手で一枚ずつ洗いましょう。なお、洗濯桶に×マークがついているものは家庭で洗濯できませんので、クリーニングに出す必要があります。

■2. 気になる汚れは前処理しておく

スカートに汚れやシミがある場合は、おしゃれ着用洗剤の原液を該当箇所につけて、汚れを浮かせておきます。生地をこすったりする必要はないので、原液をつけたらそのまま洗濯しましょう。


スカートの正しい干し方

洗濯し終えたスカートを干すときは、型崩れやシワが寄らないように工夫することが大切です。ここではスカートの正しい干し方のポイントを2つご紹介します。

■1. 干す前にシワを伸ばす

洗濯するとある程度スカートにシワが寄ってしまうので、干す前に手でシワを伸ばしておきます。何もせずに干してしまうと、乾燥したときに頑固なシワが寄る原因となってしまうので要注意です。薄手のスカートであれば、両手でウエストの部分を持って軽くふりさばけば、簡単にシワを伸ばすことができます。
一方、厚手のスカートの場合は、全体を3~4つに織ってから、手のひらで軽く叩くとシワを伸ばせます。縮みや崩れが起こりやすいレース部分は、編み目の部分を指先で丁寧に伸ばしましょう。

■2. 筒干しにする

スカートの型崩れを防ぐためには、履いたときと同じ形で干す必要があります。具体的には、角ハンガーを使ってウエスト部分をピンチで挟み、筒状になるように干すのがポイントです。
筒干しにすると中央に空洞ができるため、乾燥時間の短縮にもつながります。ボトムス専用のハンガーがあれば、簡単に筒干しできて便利です。


スカートは適切な方法で洗って型崩れやシワを防止しよう

スカートは素材、デザインともにデリケートなので、正しい方法で洗わないと型崩れやシワの原因となります。洗濯表示で適切な洗い方を確認したうえで、なるべく生地を傷めないように丁寧に洗濯することが大切です。
スカートを干すときはあらかじめシワを伸ばしておき、筒干しにするときれいな状態に仕上げることができます。

スカートを洗濯するタイミングを知りたいときや、外干し・部屋干しのどちらにするか迷った場合は、天気予報専門メディア「tenki.jp」の「洗濯指数」をチェックしてみましょう。洗濯指数は10日先まで掲載されていますので、洗濯の計画を立てたいときにもおすすめです。