秋田中央交通とは?


秋田中央交通 秋田営業所
秋田中央交通 秋田営業所

秋田中央交通は秋田県中央部を拠点に、県内外を結ぶ交通網を支える県内最大手のバス会社です。

その歴史は古く、創業は大正10年(1921年)。100年以上にわたり秋田の交通の「要」として親しまれてきました。

夜行便の「フローラ号」をはじめ、近隣県や県内各都市を結ぶ昼行便まで、用途に合わせた車両を運行しています。




3列独立シート・至福のプライベート空間

3列独立シートの外観

最初に紹介するのは、3列独立シート。秋田中央交通のフラッグシップ的存在であり、東京(新宿)と秋田を繋ぐ夜行バス「フローラ号」で運行されています。

白地にオレンジ、赤、黄色が混ざり合うビタミンカラーのラインがリズミカルに並ぶ外観は、遠くからでもパッと目を引きます。真っ白な雪景色のなかでは、その鮮やかさがひときわ際立ちそう!

フローラ号外観
フローラ号外観

ナンバープレートに描かれた、かわいらしい秋田犬のデザインにも注目です。

秋田犬のナンバープレートがかわいい!
秋田犬のナンバープレートがかわいい!


3列独立シートの内装

乗車口側からA・B・C列と分かれ、縦に10列並んでいます。中央にトイレが設置されているため「4C」「5C」席はなく、ゆとりのある28人乗り仕様となっています。

3列独立シート
3列独立シート
座席表
座席表

シートは肌触りのよい起毛素材。リクライニングが深く、長距離移動でも疲れにくい設計です。

リクライニング角度が深い!
リクライニング角度が深い!
足元がゆったりしているのがわかります
足元がゆったりしているのがわかります

レッグレストとフットレストを完備し、足を伸ばしてリラックスできます。ヘッドレストは好みの高さに調節可能。USBポート、読書灯、荷物用フック、折り畳み式のテーブルも備わっています。

大きめの荷物は頭上の荷物棚へ。貴重品のみシート手前のフックに掛けるようにしましょう。

レッグレストとフットレスト
レッグレストとフットレスト
好みの高さに合わせられるヘッドレスト
好みの高さに合わせられるヘッドレスト

シート前にはドリンクホルダーとフック、網ポケット。B席の読書灯はここ
シート前にはドリンクホルダーとフック、網ポケット。B席の読書灯はここ
充電はUSBポートで
充電はUSBポートで

アームレスト内部に収納されているテーブル
アームレスト内部に収納されているテーブル
周辺設備は前に図で解説があります
周辺設備は前に図で解説があります

荷物置き場
荷物置き場
窓側の席は頭上に読書灯と空調
窓側の席は頭上に読書灯と空調

シート間のカーテンを閉めれば「半個室」状態になり、自分だけの空間で過ごせます。

シートの間にはカーテン
シートの間にはカーテン
カーテン上部は網状になっているので閉塞感はなし
カーテン上部は網状になっているので閉塞感はなし

座席エリアより一段低い位置にある車内中央のトイレ。階段の途中には、水やお湯が用意されています。

水洗式のトイレ
水洗式のトイレ
お水、お湯、紙コップまで用意されています。
お水、お湯、紙コップまで用意されています。

なお、夜間の休息を優先するため、車内にWi-Fi機能はあえて設けていないそうです。

足を伸ばして座れます
足を伸ばして座れます

■3列独立シート車両の運行路線

※特にリンク先ページの記載のない場合、リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます
※共同運行会社のバス便も含みます


新宿・大宮⇒秋田「フローラ号」
秋田⇒大宮・新宿「フローラ号」
※設備は都合によって変更されることがあります
※2026年3月時点で運行している車両です




4列シート・都市間移動のスタンダード

4列シートの外観

次に紹介するのは、スタンダードな4列シートです。仙台と秋田を結ぶ、需要の高い昼行路線「仙秋号」と、秋田市と県北の能代市をダイレクトに結ぶ生活・ビジネス路線「秋田~能代線」で運行されています。

仙秋号の外観は白地に青の絵柄が施され、フローラ号とは対照的なクールでスタイリッシュな印象のカラーリング。

仙秋号外観
仙秋号外観

秋田~能代線は白い車体にグリーンのラインが走る、爽やかな外観が目印です。2026年3月現在は運休となっている、秋田駅と横手・湯沢を結ぶ「湯沢~秋田線」も同じ車両です。

※秋田~能代線は、予約制ではなく定員制です

県内を走る路線バスは緑と若草色のライン。右は創業当時の復刻版カラーリング
県内を走る路線バスは緑と若草色のライン。右は創業当時の復刻版カラーリング


4列シートの内装

車内は標準的な4列シートで、2人掛けのシートが通路を挟んで並びます。42人乗りですが、運転席側の最後部2席は乗務員用のため、実質40名定員。

通常のバスはシート番号が「1A・1B」のように数字とアルファベットの組み合わせですが、この車両は前から順に1、2、3、4……と数字だけの連番になっています。なんだかユニークで新鮮ですね。

後ろから見た様子
後ろから見た様子
運転席側最後尾は乗務員用
運転席側最後尾は乗務員用

フットレストがあるので、靴を脱いでゆったりとくつろげます。シート間隔にもゆとりがあり、足を伸ばして座れるのが嬉しいですね。リクライニングも約110度まで倒れ、旅を心地よくサポートしてくれます。

リクライニングとフットレストでくつろげるシート
リクライニングとフットレストでくつろげるシート
足を伸ばして座れます
足を伸ばして座れます

シート前にはドリンクホルダーと網ポケット、フック。Wi-Fiやコンセントも完備。移動中にPC作業やスマホを楽しみたいアクティブ層に支持されています。

ドリンクホルダー、網ポケット、荷物用フック
ドリンクホルダー、網ポケット、荷物用フック
充電用のコンセント。通路側はアームレストの下に
充電用のコンセント。通路側はアームレストの下に
頭上の荷物置き。シート番号が数字だけなのも注目
頭上の荷物置き。シート番号が数字だけなのも注目
読書灯、空調、降車ボタン
読書灯、空調、降車ボタン

後部には水洗トイレも完備(秋田~能代線は使用できません)。ビジネスやライブ遠征、ショッピングなどで該当エリアを頻繁に行き来する際の頼れるパートナーです。

車両後ろの水洗トイレ
車両後ろの水洗トイレ

ちなみに「秋田~能代線」は、並行するJR奥羽本線が強風や大雪で運休した際の代替手段として非常に優秀です。

秋田の沿岸部は天候の影響を受けやすいもの。鉄道が止まって足止めを食らいそうなとき、このバスを知っているかどうかで旅の行程が大きく変わります。

地元の方の通院・通学はもちろん、観光客の方も「冬の旅の守り神」としてぜひ覚えておいてほしい路線です。

■4列シート車両の運行路線

※特にリンク先ページの記載のない場合、リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください
※共同運行会社のバス便も含みます


仙台⇒秋田「仙秋号」
能代⇒秋田「秋田~能代線」
※設備は都合によって変更されることがあります
※2026年3月時点で運行している車両です

いかがでしたか?
今回ご紹介したように、秋田中央交通の高速バスにはシートそれぞれの個性があります。両タイプのスペックを知っておくことで、秋田の旅はもっと快適で、自由なものになりますよ。

※取材協力:秋田中央交通


(さとちん)

情報提供元:バスとりっぷ
記事名:「 秋田の旅を支える「秋田中央交通」の主要車両ガイド! 3列独立シートと4列シートの違いとは?