ざっくり、こんなバス

  • 夜でも映える白いボディ
  • 2人掛け4列シート
  • USB充電ポートで朝にはフル充電


ツーリストバスってどんなバス? 白のボディカラーが特徴

ツーリストバスのボディカラーは夜でも目立つ白。左右にグレーの文字で「TouristBus」と大きく書かれています。

ツーリストバス外観
ツーリストバス外観

正面右上にはバスのナンバーが表示されています。同じ時間帯に同じ場所から数台出発することがあるツーリストバスは、このナンバーが自分の乗車するバスの目印になります。

正面右上に便名
正面右上に便名

車内にトイレはありませんが、2~3時間に1回パーキングエリアやサービスエリアで、約15分の休憩が設けられていますよ。



ツーリストバスの車内設備

2人掛けシートが並ぶ車内
2人掛けシートが並ぶ車内

車内は通路を挟んで、左右に2人掛けシートが縦に12列並んでいます。最後尾は5人掛けになっていますが、真ん中の席は使用しません。また、運転席の後ろの席は乗務員席となっているので、乗車定員は46名です。
座席は運転席側からA・B・C・Dとなっていて、BとCの間が通路です。

一番後ろの席は5人掛けシート
一番後ろの席は5人掛けシート
ツーリストバス座席表
ツーリストバス座席表

シートは落ち着いた茶色がベースの、ほどよい起毛のサラリとした手触り。シートベルトは窓側が黒、通路側がグレーと、間違えないよう色分けされています。

写真はC・D席
写真はC・D席

上には手荷物用の棚、棚の下には空調と読書灯があります。

お土産や手荷物が置ける棚
お土産や手荷物が置ける棚
羽の向きで風向きを調整します。
羽の向きで風向きを調整します

通路側のC列のアームレストは上にあげられるので、通路からの出入りが楽です。

C席のアームレストは可動式
C席のアームレストは可動式

充電用のUSBポートは、窓の下と通路側のアームレストの下にあり、緑色に光っているので消灯後も見つけやすい! リクライニングスイッチはA席とD席は窓側に、B席はアームレストの内側、C席はアームレストの下にあります。

赤い丸がリクライニングスイッチ、白い丸がUSB充電ポート
赤い丸がリクライニングスイッチ、白い丸がUSB充電ポート

シートのリクライニング角度は120度ほどでしょうか。結構深く倒れます。

リクライニングした様子
リクライニングした様子

シートの前には小物をかけるフックとドリンクホルダー、網ポケット。シートの下は空いているので、足を伸ばしてくつろげます。

足元にゆとりがあります。
足元にゆとりがあります
163cmの筆者は余裕で足が伸ばせました。
163cmの筆者は余裕で足が伸ばせました

カーテンは窓にしっかりとボタンで固定され、外から明かりが入るのを防いでいます。
車内の灯りは3段階。バス乗り場で乗客が乗ってくるときは、室内灯が明るく車内を照らしていますよ。深夜になって消灯の時間になると、常夜灯のような灯りだけになります。

全灯状態から一段階落とした車内の様子
全灯状態から一段階落とした車内の様子
完全消灯後はほのかな灯りに。
完全消灯後はほのかな灯りに



ゴミ袋が用意されているのが嬉しい!

出入り口にゴミ袋
出入り口にゴミ袋

ブランケットの貸出は一時中断していますが、出入り口にゴミ袋が用意されているのは嬉しいサービス。車内で出たゴミや、休憩中に飲んだコーヒーの紙コップなどが捨てられます。

休憩ごとに出発時間は前方に提示されるので、眠っていて聞き逃しても安心です。

※設備は都合によって変更されることがあります
※2023年10月時点で運行している車両です

※取材協力/ツーリストバス

(さとちん)

情報提供元:バスとりっぷ
記事名:「 お得に移動したい人の味方! 関東~関西を結ぶ高速バス「ツーリストバス」のスタンダード4列車両を紹介