大新東は2019年12月より、関西(大阪)を起点に高速乗合バス運行を開始。2021年11月には、高速乗合バス業界としては初となった千葉・房総(君津・木更津)路線を、さらに2023年10月には京阪神から山陽・九州(博多)への路線運行を開始するなど、順次路線を拡大。

当該路線を含め、2025年10月現在で計7路線(季節限定路線含む)となっている。昨今の宿泊料や物価の高騰により少しでも費用を抑えるべく高速乗合バスの需要が増加しており、大新東が運行するサン・アンド・ムーンの関東⇔関西路線においても、レジャーや「推し活遠征」目的に利用する若年層の利用客を中心に長距離の移動手段として定着している。

バスタ新宿は東京・JR新宿駅南口そばにある国内最大規模のバスターミナルで、首都圏における利用者の利便性を高めるべく、今回停留所として追加。運行ルートは、池袋を出発する805便の場合、池袋サンシャインバスターミナルから、バスタ新宿、大崎駅西口バスターミナル、横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)を経由し、関西へ向かう。

バスタ新宿
バスタ新宿 ※画像提供:シダックス

関西に入ると、京都駅、大阪・梅田や難波OCAT(湊町バスターミナル)を経由して、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)に到着。途中2回の休憩を挟み、片道約10時間40分で運行する(806便の場合は難波OCAT発で、この逆ルートとなる)。

本路線で使用する高速乗合バスの車内は、トイレならびにフリーWi-Fiや充電USBポート(Type-a)を完備し、さらに水(ペットボトル)と歯ブラシのサービスも用意している。また、車内は4列独立シートで、両サイドをカーテンで仕切れるだけでなく、予約時に男性、女性、夫婦や友人・知人同士でそれぞれ着席ゾーンを分けるなど、感染症対策やプライベート空間保護にも配慮している。

バス外観
バス外観 ※画像提供:シダックス
バス内観
バス内観 ※画像提供:シダックス

※サン・アンド・ムーン805便、806便は2024年8月より運行。バスタ新宿追加のため運行休止も、2025年11月1日(土)より再開


【大新東「サン・アンド・ムーン号」がバスタ新宿を停留所に追加】の詳細

運行開始日

2025年11月1日(土)

運行区間

【806便】
関西(大阪・京都)~神奈川(横浜)/東京(池袋・新宿・大崎)
※806便は難波OCAT(湊町バスターミナル)発

【805便】
東京(池袋・新宿・大崎)/神奈川(横浜)~関西(京都・大阪)

運転士、乗車人数

・運転士:2名
・乗車人数:40名(※最大)

運行本数

1日1便

車両シート

4列独立シート
※両サイドカーテン仕切りあり。男性、女性、夫婦などの同伴者で座席区分けあり
※トイレ、フリーWi-Fi、充電USBポート(Type-a)、水(ペットボトル)と歯ブラシのサービス付き

予約

大阪・京都⇒横浜・東京のバス便「バス比較なび」
東京・横浜⇒京都・大阪のバス便「バス比較なび」

運行ルート

※起点~終点までの走行距離:片道約510km、走行時間:【806便】片道約10時間10分、【805便】片道約10時間40分

【806便】
関西(大阪・京都)~横浜/大崎・新宿・池袋

21:10 難波 OCAT(湊町バスターミナル)
21:40 大阪梅田 プラザモータープール
22:45 京都駅八条口 観光バス乗降場
翌5:35 横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)
翌6:20 大崎駅西口バスターミナル
翌6:50 新宿南口交通ターミナル(バスタ新宿)
翌7:20 池袋サンシャインバスターミナル

【805便】
池袋・新宿・大崎/横浜→関西(京都・大阪)

21:00 池袋サンシャインバスターミナル
21:40 新宿南口交通ターミナル(バスタ新宿)
22:20 大崎駅西口バスターミナル
23:20 横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)
翌5:50 京都駅八条口 観光バス乗降場
翌6:45 大阪梅田 プラザモータープール
翌7:10 難波 OCAT(湊町バスターミナル)
翌7:40 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)

販売価格

1人片道約3,000~13,000円(税込)
※季節、繁忙期により異なる
※早期予約割引、往復割引あり

ニュースソース

シダックス


(バスとりっぷ編集部)

情報提供元:バスとりっぷ
記事名:「 大新東の高速バス「サン・アンド・ムーン号」が11月よりバスタ新宿を停留所として追加