海のない川越で“海の宝石箱”ランチ&狭山茶発祥の寺院で歴史散策
旅のスタートは「生鮮漁港川越」から! ここは埼玉川越総合地方卸売市場内にある生鮮専門店街で、鮮魚・精肉・青果の専門店が軒を連ねる活気あふれるスポット。一般客も利用できる市場として、地元の人々に親しまれています。
中でも注目は、今年オープンした「漁港食堂」。市場直送の新鮮な刺身が60分食べ放題という夢のようなランチが楽しめるとあって連日大行列! 赤身、中トロ、ハマチなどの海鮮に加え、真鯛のあら汁や総菜、デザートまで揃い、海がない埼玉川越に“海の宝石箱”があるようです!




続いて一行が訪れたのは、昆虫好きにはたまらないスポット「クワカブの部屋」! ここは川越市にある、世界最大級のクワガタ・カブトムシ展示施設。なんと350種類以上の生体が集められており、ギネス級の個体からマニア垂涎のレア種まで、ずらりと並ぶ圧巻の空間です。
施設内には、300を超えるガラスキューブ水槽や巨大テラリウムが設置され、まるでジャングルの中を探検しているような気分に。特に目玉は、5.5m×2.5mの“特大ケージ”! ここでは数百匹のクワガタ・カブトムシが放し飼いにされていて、実際に触れ合うこともできるんです。
今回特別にヘラクレスオオカブトのさなぎを触らせてもらった松居さん。「うぎゃわわ~ぁ!」と悲鳴をあげながら手の上に載せてもらうと「でもかわいいね」と言っていましたが、顔はまだひきつってましたよ?(笑)


続いて一行はバスに乗って本川越へ。降り立ったのは、レトロな町並みが魅力の「大正浪漫夢通り」。ここは、大正時代の面影を残す建物が並ぶ、川越の人気観光スポット。石畳の通りには、個性豊かなショップやカフェが軒を連ね、どこか懐かしくも新しい空気が漂います。


この通りの一角にあるのが「小江戸川越 芋福堂」。“進化系焼き芋屋”として今注目を集める芋スイーツ専門店です。看板メニューは、焼き芋と牛乳だけで作る濃厚な「飲む焼き芋」。さらに、米油と岩塩だけで味付けされた「おいもちっぷす」! 見た目も楽しい芋スイーツが勢揃いです。片手でちっぷすをつまみながら、ストローで焼き芋を飲むという新感覚の食べ歩きスタイルは、まさに秋の川越ならではの体験!


続いて一行は、川越の歴史スポット「中院(なかいん)」へ。ここは天台宗別格本山として知られ、平安時代に慈覚大師円仁が開山した由緒ある寺院。静かな佇まいの境内には、季節ごとに表情を変える木々が生い茂り、春は枝垂桜、秋は紅葉の名所としても親しまれています。
そしてこの中院、実は「狭山茶発祥の地」としても有名なんです。円仁が京から茶の実を持ち込み、薬用として境内に栽培したのが始まりとされ、後に“河越茶”として広まり、現在の“狭山茶”へと発展しました。境内にはその由来を記した石碑も建てられており、茶道の文化が今も息づいています。


七味唐辛子でスパイスクラフトに挑戦! &柔らかさの最終系“鬼蒸し鰻”
少しお腹も空いたのでランチにしましょう! 一行は本川越駅から徒歩約10分の距離にある天ぷら店「てんぬま」を訪れました。かつて花街として栄えた地域の遊郭建築を改装した店舗は、趣ある日本家屋の風情を今に伝えています。
人気メニューは、丼からはみ出すほどの国産穴子を使った「穴子天丼」や、大ぶりの海老2本と季節野菜4種がのった「海老天丼」。揚げたての香りと秘伝のたれが食欲をそそる逸品揃いです。川越散策の合間に、旬の味覚を堪能できる至福のランチタイムとなりました♪


川越を訪れたのは初めてという松居さん。そんな彼女が思わず笑顔になったのが「ちいかわもぐもぐ本舗 川越店」! 実は松居さん、ちいかわの大ファンで自分でもたくさんのグッズを買っているんだとか!
店内には、ちいかわ・ハチワレ・うさぎなどのキャラクターグッズがずらりと並んで「どれもかわいい~目移りしちゃう!」と終始松居さんの笑顔が絶えません。さらに、フォトスポットや“隠れちいかわ”など、遊び心満載の仕掛けもあり、ファンならずとも楽しめる仕上がりです。


続いて一行が訪れたのは、川越の新名所「福七味(ふくしちみ)」。ここは今年2月にオープンした、七味唐辛子の“調合体験”ができる専門店なんです。和モダンな空間で、自分だけのオリジナル七味を作れるとあって興味津々な4人!
唐辛子(甘口・辛口)や山椒、陳皮、にんにく、わさび、魚粉など、全13種類の基本スパイスに加え、埼玉県ときがわ町産の「福みかん」や「ゆず」などの香りを確かめながら、すり鉢で少しずつ調合していく工程は、まさに“スパイスのクラフト体験”。完成した七味は、出汁・温泉卵・団子などで味見もでき、そのままお土産として持ち帰れるのも嬉しいポイントです♪


続いて一行が訪れたのは、川越の蔵造りの町並みに佇む不思議な手紙屋さん「時越郵便」。ここは“手紙のタイムカプセル”体験ができる文具店で、未来の自分に向けて手紙を送るというユニークなサービスが話題を呼んでいます。
未来への自分への手紙を書き終えたら、店内の“隠しポスト”に投函。すると1年後、自分の元に届くという仕組みです。SNS全盛の時代だからこそ、手書きの手紙が心に響く。そんな“ときを越える”体験ができる、川越ならではのスポットです。


川越旅のシメはやはり鰻です! 一行が訪れたのは、裏路地にひっそりと佇む名店「鬼蒸し鰻 和風鈴」。独自の製法で知られる鰻料理専門店です。
“鬼蒸し鰻”とは、関東風の技術をベースに、約1時間半もの長時間蒸し上げることで、箸でつかめないほど柔らかく仕上げた鰻のこと。さらに「蒸し焼き鰻(蒸してから焼く)」と「焼き蒸し鰻(焼いてから蒸す)」という2種類の調理法を食べ比べできるのも、和風鈴ならではの魅力です。“柔らかさの最終形”を極めた鰻で、川越旅の締めくくりにふさわしい贅沢なひとときとなりました。


市場のにぎわいから始まり、昆虫との触れ合い、芋スイーツ、手紙体験、そして究極の鰻まで。秋の川越をもっと好きになるひととき。古いだけじゃない新しい川越に今度の休み、ちょっと足を伸ばしてみませんか?
ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで!」番組概要
【出演】タカアンドトシ、温水洋一ほか
【ナレーター】市川展丈
【ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで!」とは…】
タカアンドトシ・温水洋一の3人が、路線バスを乗り継ぎながら目的地を目指す旅番組。乗り継ぎで降り立った地の絶品グルメや隠れた名店を紹介したり、旅先で地元の方々と触れ合う様子を紹介。
フジテレビ ぶらぶらサタデー
(バスとりっぷ編集部)
情報提供元:バスとりっぷ
記事名:「
10/25放送「タカトシ温水の路線バスで!」こんな新しい川越はいかが?
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