一流ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を運営するLoco Partnersは2018年1月より新施設種別「Vacation Home」の取り扱いを開始。民泊新法の施行を見据え、多様化する宿泊ニーズに対応した新サービスの投入を加速する。
本メディアでは2月にLoco Partners本社で行われた「Vacation Home」説明会に潜入し、Reluxが仕掛ける民泊予約サービス「Vacation Home」の全貌に迫った。
株式会社Loco Partners 社名に秘められた想い
株式会社Loco Partnersは、一流ホテル・旅館の宿泊予約サービスの「Relux(リラックス)」()を運営するベンチャー企業。
同社代表取締役社長の篠塚氏は、2011年3月11日の東日本大震災でペンションやホテルなど宿泊施設のオーナーらが苦労されている姿を目の当たりにし、少しでも力になりたいと独立を決意。
「Local communityのPartnerになりたい」という想いを秘める同社は、2013年3月より開始した一流ホテル・旅館の宿泊予約サービスの「Relux」で創業時の想いを形にしている。
同社はその後急成長し、2017年3月にKDDIグループの傘下へ。「Relux」は、KDDIグループの一員として、旅行者と宿泊施設の双方へ提供価値最大化を目指している。
一流ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux」とは
「Relux」の特徴、それは満足度の高い宿泊施設だけを厳選して紹介している点にある。「Relux」も一員として含まれるOnline Travel Agent(OTA)は、国内外の大手企業がサービスを展開する寡占マーケット。
大手企業がひしめきあうOTA市場の中で同社は、すべての宿泊施設を網羅するのではなく、満足度の高い宿泊施設だけを厳選して掲載している。
その評価方法についても、一般的に行われているユーザーレビュー数による評価ではなく、全国各地の一流ホテル・旅館を泊まりあるいてきたReluxの審査委員が厳正に審査している点が特徴だ。
このように「Relux」には厳正なる審査を通過した宿泊施設しか掲載されていないことから、結婚記念日やプロポーズ、新婚旅行などのお祝い事や自分へのご褒美などちょっと贅沢な旅の宿泊先選びの味方として利用されていることが多い。
「もうひとつのわが家」となる「Vacation Home」
昨今の旅行者は、グランピングや一棟貸し、コンセプチュアルなホテルなど、従来のホテルや旅館とは異なるユニークな宿泊施設へのニーズが高まっている。
そのような新しいニーズに応えるべく同社がスタートしたのが「もうひとつのわが家」をコンセプトとする「Vacation Home」だ。「Relux」は「Vacation Home」を通じて新しい宿泊サービスを提案し、満足度の高い宿泊体験を実現することを狙う。
「Vacation Home」では、旅館業法における簡易宿所の許可を取得している町家や古民家、貸別荘などの宿泊施設に加えて、2018年6月に施行される「住宅宿泊事業法」の施設も対象となる。
「Vacation Home」に掲載する3つのメリット
「Vacation Home」に自社の宿泊施設を掲載するメリットとしてはどのようなものがあるのだろうか?掲載するメリットとして以下の3つが挙げられる。
このため、既存の「Relux」のプラットフォームを活用した集客を行うことができ、会員125万人にリーチ可能(内、約2割がインバウンド会員)となる。会員数を伸ばす「Relux」の既存のプラットフォームを活用できる点は大きな魅力だ。
現在、同社では「Relux」へ参画する新規施設を募集中。この機会に「Vacation Home」への参画を検討してみてはいかがだろうか?
Reluxへの参画については、以下フォームより問い合わせることで審査手続きの案内等を得ることができる。
情報提供元:Airstair
記事名:「Reluxが仕掛ける民泊予約サービス「Vacation Home」の全貌とは 新法施行に合わせ本格稼働へ」