米フロリダ州コーラルゲーブルズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 連邦航空局(FAA)は、AerSale®のAerTrak™システムのボーイング737 NGシリーズ航空機(ST04009NY)への搭載に対して追加型式設計承認(STC)を発行しました。これは、FAAの次世代航空輸送システム(NextGen)の不可欠な部分である放送型自動従属監視(ADS-B)運用規則に準拠していることを認めるものです。2020年1月1日付けで、FAAは、14 CFR § 91.225に定義されている空域を運航する航空機が14 CFR § 91.227の最低性能要件を満たすADS-B Outシステムを搭載することを義務づけました。
ADS-Bは、全地球測位システム(GPS)信号によって精密な追跡を行うことで、航行の精度を高めます。この技術はリスクを低下させて安全性を向上させ、特にレーダーが届かない遠隔地において、航法システムのカバー範囲を拡大します。さらに、ADS-Bは、より直接的な飛行計画を可能にしますので、時間と費用を節約でき、排出ガスを削減できます。
AerSaleの最高技術責任者(CTO)のIso Nezajは、このように述べています。「AerTrakは、どのようなOEMトランスポンダー/MMRの組み合わせを利用しているボーイング737 NG航空機の事業者にとっても、費用効果の高いADS-B Outソリューションです。その革新的な設計により、ほとんどの既存の航空機器やコックピット操作装置とシームレスに統合することができ、ADS-B Out準拠を簡単に行うことができます。今後数カ月間に、AerTrakは、ほかの機種で利用できるように拡張されます。」
AerTrakのキットには、必要なパーツがすべて含まれ、世界中のどのハンガーでもAerSaleの技師による設置が可能であり、通常の所要日数はわずか3日間です。AerTrakを注文される場合の待ち日数は現在4週間であり、事業者は、2020年の準拠期限が近づくことによる整備施設の空き待ち、部品不足、価格の上昇を避けることができます。
AerSaleについて
世界的な航空リーダーのAerSaleは、中古航空機、エンジン、部品の販売、リース、交換のほか、商用航空機と部品のために広範な保守・修理・整備(MRO)およびエンジニアリングのサービスを提供しています。AerSaleは、耐用年数を経た航空機やエンジンの所有者に、資産管理サービスも提供しています。フロリダ州コーラルゲーブルズに本社を置くAerSaleは、米国・欧州・アジアで営業所と業務を維持しています。
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記事名:「FAAがAerTrakTMの放送型自動従属監視(ADS-B)運用マンデートへの準拠を承認」