ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --クエートを拠点とする格安航空のジャジーラ航空は、ロンドンに本社を置くTelco 1GLOBALと提携し、MENA(Middle East & North Africa:中東・北アフリカ地域)で初めて独自の旅行eSIMの提供を開始しました。この協働により、ジャジーラの乗客はコスト効率の良い通信ができるようになり、旅行中の高額なローミング費用を回避できるようになります。同時に、ジャジーラ航空においては付随的な収入を増加させながら、同社の顧客ロイヤリティと満足度を強化していきます。





eSIMのパワーを活用

1GLOBALとの提携を通じて、消費者向けのeSIMテクノロジーをジャジーラ航空が提供するサービスに統合します。このプロセスはジャジーラブランドのQRコードとウェブベースのソリューションの導入から開始し、ジャジーラ航空アプリへの本格的な統合へと続きます。このホワイトラベル・ソリューションにより、ジャジーラは自社独自のルック&フィール(外観と操作感)を維持しながら、eSIMサービスを提供できるようになります。

ジャジーラ航空のマーケティング&コンシューマー・エクスペリエンス部門のアンドリュー・ウォード・バイスプレジデントは以下のように述べています。 1GLOBALのサービスを乗客のみなさんに提供できることを嬉しく思います。私たちは常に旅行コストを抑える方法を探しており、1GLOBALのeSIMによってジャジーラのネットワーク全体で旅行者に低料金の通話レートを提供することができます。」

航空会社と乗客双方へのメリット

ローミングソリューションはソーシャルメディア、機内誌、eメールによる確認、空港ターミナルでの販促物など、様々なコミュニケーションチャネルを通じて販売されます。この提携により、旅行者とジャジーラ航空の双方にメリットがもたらされます。1GLOBALのローミングeSIMの有効化により、旅行者は標準のローミングプランを利用するよりもコスト効率良くインターネットに接続することができます。またほぼ全ての国で高品質の5Gおよび4Gにもアクセスすることができ、柔軟で豊富な料金オプションから選ぶことができます。一方でジャジーラ航空は、この付加価値サービスの提供による顧客ロイヤリティの向上を期待しています。この取り組みは、ジャジーラ航空が革新的なサービス提供で競合との差別化を図るだけでなく、付随サービスからの収入の増加も目指しています。

1GLOBALのアル・カターミ・スタッフチーフはこう強調します。「ジャジーラ航空のチームが、MENA地域で初めてeSIMサービスを提供する航空会社になることを支援でき、とても誇りに思います。この地域の成長軌跡を確信しており、eSIMのメリットがより多くの地元企業や顧客のみなさんにもたらされることを願っています。」

ジャジーラ航空について

ジャジーラ航空は、クエート国際空港のジャジーラターミナルT5から商業便および貨物便を運行しています。ビジネス、レジャー、宗教、週末の目的地として需要の高い中東、中央アジア、南アジア、アフリカ、ヨーロッパの64の人気都市に就航しています。

1GLOBALについて

2022年に設立された1GLOBALは、国際的に評価の高いGSMA認定の世界的なモバイル・ネットワークを含む、2006年から運用されている通信資産グループを買収しました。ロンドンに本社、リスボンに研究開発拠点を置き、12か国で400人超の従業員を抱えるまでに成長しました。うち9か国で規制に完全準拠した仮想移動体通信事業者(MVNO)として認可されています。

eSIMベースのGSMモバイル・サービスのイノベーターである1GLOBALは、企業向け携帯通話やSMS記録サービス、リモートSIMプロビジョニング、IOTソリューション、旅行会社向けサービスとしての通信(Telco-as-a-Service)や、一般消費者向けの手頃なローミングなどの製品で、企業と個人の両方に対応しています。

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記事名:「ジャジーラ航空と1GLOBALがジャジーラeSIMサービスを開始