9年ぶりの拡大リニューアル…日本・中国のVIP顧客攻略
韓国ソウル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --韓国の統合型リゾート企業パラダイスグループ(KRX: 034230)(会長・田必立 チョン・ピルリプ)は14日、ソウル市廣津区にある「パラダイスカジノ・ウォーカーヒル」にVIP向けカジノ施設を新しくオープンする。パラダイスカジノ・ウォーカーヒルとしては9年ぶりの拡大リニューアルであり、従来の施設に対し面積は17%増となる。
1968年に開業したパラダイスカジノ・ウォーカーヒルは、韓国の外国人専用カジノ市場においてVIP顧客売上げ上位を占め、今や業界をリードする存在となっている。今回の拡大リニューアルは、パラダイス・バリューアップ・プロジェクトの一環として進められ、ビュッフェレストランがあったグランド・ウォーカーヒル・ソウルの2階部を約1,064㎡規模のハイローラー(高額をベットする顧客)向けカジノ施設に改装した。
新規施設は、上位1%のVIP顧客のためのメンバーシップ専用空間であり、内装にはクラシックなデザインと幾何学的なパターン、華やかな色彩などが特徴のアールデコ調を取り入れた。計7室のプライベートルームやラウンジ、バーなども揃え、顧客一人一人に合わせたハイエンドサービスとワンランク上のゲームプレイを経験できる。
今回のリニューアルでパラダイスカジノ・ウォーカーヒルの総面積は約3,933㎡から4,585㎡に増加。ゲーム設備も19台増設し、計112台のテーブルゲームと213代のゲームマシンを保有することになる。
パラダイスグループは、カジノ・ウォーカーヒルのVIP向け施設の新規開業により2025年に220億ウォン、2026年に320億ウォンと、持続的な売上げ向上効果が見込めるとしている。また、今年の10月には金浦空港に国際線ラウンジを新しくオープンし、VIP顧客の誘致により一層力を入れる予定だ。
パラダイスグループの崔種桓(チェ・ジョンファン)社長は今回の拡大リニューアルについて、「業界のトップランナーとして圧倒的な優位を占めるために必要なハードウェアと、ハイローラー顧客を確保する上で重要なチャンスと考えている」とし、「今後は全支店にVIP顧客向けの施設を導入し、サービス水準をグレードアップする。また、新しいデジタル技術を適用したスマートカジノへのシフトなどを図り、ファーストムーバーとしての位置を確立していく」と意気込みを語った。
一方、パラダイスグループはソウル、仁川、釜山、済州道と韓国国内で4か所の外国人専用カジノを運営しており、2017年には北東アジア初の統合型リゾート「パラダイスシティ(PARADISE CITY)」を開業、グローバル統合型リゾート企業として位置づけられている。
Contacts
パラダイスグループ
Yoon Jung Yang
yjyang@paradian.com
情報提供元:
記事名:「パラダイスカジノ・ウォーカーヒル、VIP向けカジノ施設新規オープン」